今永昇太3回0/3を3被弾含む11安打10失点で2敗目…防御率は1・89から2・96にダウン
◆米大リーグ カブス1―11メッツ(21日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) 【動画】ニモに3本目の本塁打を被弾…今永は「まさか」という表情 カブスの今永昇太投手が21日(日本時間22日)、本拠のメッツ戦に先発し、今季初の3本塁打含む11安打を浴び3回0/3を10失点と、いずれも渡米後ワーストで2敗目を喫した。防御率は1・89から2・96まで一気に悪化した。 1回、リンドアに二塁打、ニモに四球の無死一、二塁。メジャー通算323本のJ・D・マルティネスにカウント2―1からの直球を狙われた。打球はバックスクリーン左に飛び込む先制3ラン。 直後の3人を仕留め立ち直ったかと思われたが、2回にはアルバレスにも直球を左中間席に運ばれ、2死一塁では左打ちのニモに再び直球を左翼に運ばれた。「あれが入るのか」というアクションで今永はぼう然としていた。ここでホットピー投手コーチがマウンドに駆け寄った。 今永は3回に8番イグレシアスに左前適時打、4回もマルティネスに中前適時打を許し自己ワーストの11安打10失点。3回0/3降板は最短だった。 今永にとってメッツ戦は5月1日、7回無失点に抑えた相手。カード別で初めて2度目の対戦。好調だった4月28日のテレビインタビューで「自分は通用していると思ってない。これからくりかえし対戦が続いて攻略されるでしょうし、そのときが本当のスタートだと思っている」と話していた。そんな危惧が現実になってしまった。 「2番・右翼」で先発出場した鈴木誠也外野手は三ゴロエラー、死球、中飛、四球の2打数無安打で打率は2割6分4厘。
報知新聞社