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川内優輝

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プロランナー

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見解コース下見をしっかり選手がしていても今回のようなケースの場合は防ぐことは難しいです。 車を運転している時に交差点で警察が直進を禁止して右折に誘導していて、全ての車が右折に従っているのに「警察が間違っている」と無視して直進できる人でないと無理です。 「何かおかしい」と思っても「集団の流れ」を無視して、違う(本来は正しい)方向へ行く決断は普通はできません。「万が一、勘違いだったら」という気持ちになります。 誘導ミスは毎年のようにどこかの駅伝やマラソン大会で起こりますが、分岐点に1人でも係員を配置して声を出したり、係員を配置できないなら看板を置くだけでも防げます。 また、先導が念のためにスタート前にコースを再確認するだけでも防げます。 「毎年のことだから大丈夫」と思わずに、3分でよいので運営側で分岐や周回等のコース上で間違いやすい部分をチェックすることを徹底していくことが大切です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 酒井政人

    スポーツライター(陸上競技など)

    補足全国高校駅伝でも似たようなことがありました。1973年大会の1区です。ちなみに解説などでお馴染みの瀬…続きを読む

コメンテータープロフィール

1987年生まれ。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社所属。学習院大学時代、箱根駅伝に2度出場(関東学連選抜6区)。2009年に埼玉県庁入庁後もフルタイム勤務の市民ランナーとして競技を続け、2019年4月にプロランナーに転身。 これまでに650回以上のレースに出場。フルマラソンのサブ10(2時間10分以内)世界最短間隔記録や日本人最多記録なども樹立。2020年12月防府読売でサブ20(2時間20分以内)100回を達成し、ギネス世界記録に認定。2021年2月びわ湖毎日では2時間7分27秒の自己記録を出すなど現役選手として進化を続けている。

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