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河嶌太郎

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ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・地方創生・エンタメ)

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見解銀山温泉は、他にも2000年の『ラブひな』や2016年の『ガーリッシュ ナンバー』などのアニメ作品や漫画作品の舞台モデルとされています。 大正時代から昭和初期に建てられた和洋折衷の木造多層建築がここにしかない魅力です。 冬になると雪景色が交わり、さらに幻想的な光景へとなります。 元々は国内でも知る人ぞ知る観光地だったのですが、インスタグラムなどで世界的に人気になったことで、大勢の観光客を集めています。 私も行ったことがありますが、現地は奥まった沢のような地形をしており、温泉街は大勢の人を収容できません。 そのため、オーバーツーリズムになりやすい場所になっています。 マイカー規制は有効な施策だと思いますが、車がないとアクセスが難しい場所です。 今後も観光客が増え続けるようであれば、山形駅や仙台駅などの主要駅からの直行バスによるアクセス向上など、交通会社との協議も必要になるかもしれません。

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コメンテータープロフィール

河嶌太郎

ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・地方創生・エンタメ)

1984年生まれ。千葉県市川市出身。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。「聖地巡礼」と呼ばれる、アニメなどメディアコンテンツを用いた地域振興事例の研究に携わる。近年は「withnews」「AERA dot.」「週刊朝日」「ITmedia」「特選街Web」「乗りものニュース」「アニメ!アニメ!」などウェブ・雑誌で執筆。共著に「コンテンツツーリズム研究」(福村出版)など。コンテンツビジネスから地域振興、アニメ・ゲームなどのポップカルチャー、IT、鉄道など幅広いテーマを扱う。

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