見解大国からすれば目標はW杯優勝、二番手勢力にとっては少しでも好成績を収めることが求められると思います。さらに落ちる国でも、32カ国から48カ国に増えたW杯の出場を目指して、自国サッカーの成長やチーム強化に努力していると思いますが、やはり人間社会にとって大事なのは自分たちが持っている可能性に向き合って、どれだけ目の前のことを頑張っていくかだと思います。その意味では今回のサンマリノの勝利は快挙だし、サンマリノの国民だけでなく、多くの人に勇気や希望を与えるものではないでしょうか。敗れたリヒテンシュタインも世界の中ではかなりの小国になりますが、奮起して頑張っていって欲しいです。
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コメンテータープロフィール
タグマのウェブマガジン【サッカーの羅針盤】 https://www.targma.jp/kawaji/ を運営。 『エル・ゴラッソ』の創刊に携わり、現在は日本代表を担当。セガのサッカーゲーム『WCCF』選手カードデータを製作協力。著書は『ジャイアントキリングはキセキじゃない』(東邦出版)『勝負のスイッチ』(白夜書房)、『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』(ソル・メディア)『解説者のコトバを知れば サッカーの観かたが解る』(内外出版社)など。プレー分析を軸にワールドサッカーの潮流を見守る。NHK『ミラクルボディー』の「スペイン代表 世界最強の”天才脳”」監修。