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神田敏晶

神田敏晶

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ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

報告

提言普及しない最大の要因は『電子処方箋』のために新たな手数が増えることによる。該当病院ではすでに多額なシステム投資の運用で、個々にバラバラなシステムが形成されている。『電子処方箋』機能を追加するにあたり、Sierやベンダーが総掛かりで自分たちの儲けもいれて提案し、相見積もり、採用され、開発されてはじめて運用となる。マイナナンバーやDXでの単発での提案ではなく、病院や医院もふくめて、原則的なデータの持ち方のガイドラインを明確に示唆すべきだ。それに準拠した開発であれば、国が予算使い切りの補助金ではなく、100%負担の助成金をつければ、ベンダーにもそれに準拠しなければ未来がないということを示唆できる。要はステークホルダーにとって動きやすい環境を作らないと拒否されるばかりだ。

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  • 真野俊樹

    医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

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  • 市川衛

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コメンテータープロフィール

神田敏晶

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで

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