Yahoo!ニュース

真野俊樹

真野俊樹

認証済み

医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

報告

解説この手の話は、変革が非常に難しい。まず、個人情報保護に対して国や政府に対する信頼感が薄い国民が多いために、不安を持つ国民が多いのが大前提としてある。そこに追加して、記事にあるように受益者である国民(患者)や病院、薬局におけるメリットが見えにくい。本来であればITシステムは、我々がグーグルやアマゾンで感じているように便利になり、そこから離れにくくなるのだが、個人情報保護的な視点で厳重にいろいろ事を運ぶものだからかえって不便になってしまったりする現状がある。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった689

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 市川衛

    医療の「翻訳家」

    補足薬には当然副作用があり、同じ薬を重複して飲むとそれにより害を生むことがあります。防ぐために重要なのは…続きを読む

  • 神田敏晶

    ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

    提言普及しない最大の要因は『電子処方箋』のために新たな手数が増えることによる。該当病院ではすでに多額なシ…続きを読む

コメンテータープロフィール

真野俊樹

医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

略歴:1987年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医、日本医師会認定産業医、MBA。臨床医、製薬企業のマネジメントを経て、中央大学大学院戦略経営研究科教授、多摩大学大学院特任教授、東京医療保健大学大学院客員教授、JA共済総研客員研究員、厚生労働省独立行政法人評価に関する有識者会議 WG構成員(座長)、公益法人日本生産性本部日本版医療MB賞クオリティクラブ(JHQC)エバンジェリスト、北大ベンチャーミルウス監査役などを務める。

真野俊樹の最近のコメント