見解AIにおける市場規模のみで考えると米国、中国、日本、その後のEUではあるが、EU域27カ国のコンセンサスは世界的な規模の法律としては絶大な国数を誇る。2018年からのGDPR(一般データ保護規則)の制裁金なども厳しい。EU圏での個人情報の考え方も、マルチモーダル時代の大規模言語モデルへの学習規制などへも繋がる可能性がありそうだ。AIにおいて、EU圏では『AI鎖国』してでも守りたい『プライバシー』となりそうだ。経済合理性の観点でいうと、EU市場を放棄するというAI企業も出てきそうで、大きく世界はAIによって分断化される傾向がでてきそうだ。実際にヤフー!JAPANも2022年から英国および欧州経済地域(EEA30カ国)へのサービスをコストを理由に停止している。
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コメンテータープロフィール
1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで
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