見解音楽メディア史の中でも、日本の楽曲が世界で首位になるのはとても珍しい。坂本九の『上を向いて歩こう(1963年)』も日本語タイトルではダメで『SUKIYAKI』としてインストからヒットして、全米シングルチャートの1位を3週間獲得した。それから60年経過…。 日本のオリコンストリーミングランキングでの13週1位よりも、Billboard Global の首位や YouTubeの「music charts TOP 100 songs Globalで首位で世界で日本の楽曲が評価されたことが非常に稀有なパターンだ。 世界的なアニメブームだけではなく、転調の多用さやリズム、ボーカロイド的歌唱などがすでに世界でもボーダレスな環境となり、さらに小説から音楽へというYOASOBIの表現活動も、音楽のメディアミックスの枠を超えている。 同時に楽曲をSNSなどで演奏したり踊ったりと大きく変化している。
コメンテータープロフィール
1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで
