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亀松太郎

亀松太郎

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記者/編集者

報告

見解失恋がきっかけで「AI元カノ」を作り出し、それが発展してAI研究者になったという興味深いストーリーでした。 大学でも教えるAI研究者になったいま、再び「AI元カノ」を作ってみたところ、回答の精度は以前よりも上がって、普通の会話は自然にこなせるようになったけれど、「よくよくコミュニケーションを取ると本人に見えるけど、どこか違和感がある。そうしてだんだん辛くなっていく…」というのは、示唆に富むエピソードです。 結局のところ、本当の元カノは「人間」なのに、こちらは「AI」であると、研究者自身がわかっていることが最大の問題なのでしょう。 しかし、もし利用者が最初から「AIの恋人」を求めている人だったら・・・満足度は変わってくるのかもしれません。

コメンテータープロフィール

大卒後、朝日新聞記者になるが、3年で退社。法律事務所リサーチャーやJ-CASTニュース記者を経て、ニコニコ動画のドワンゴへ。ニコニコニュース編集長として報道・言論コンテンツを制作した。その後、弁護士ドットコムニュースの編集長として、時事的な話題を法律的な切り口で紹介するニュースを配信。さらに、朝日新聞運営「DANRO」の創刊編集長を務めた後、同社からメディアを買い取って再び編集長となる。2019年4月〜23年3月、関西大学の特任教授(ネットジャーナリズム論)を担当。現在はフリーランスの記者/編集者として活動しつつ、「あしたメディア研究会」を運営。在住する東京都杉並区のニュースを取材している。

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