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伊藤和子

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弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ副理事長

報告

見解受賞は日本被団協の長年の献身的なご努力の賜物で、心より敬意を表します。 日本被団協の悲願は核兵器のない世界であり、その活動が国際社会を動かし、核兵器禁止条約が実現しました。 被団協の方が定期的に行っている日本政府への要請に何度も立ち会ってきましたが、日本政府は「唯一の戦争被爆国として核兵器廃絶に先頭に立ってほしい」との被団協の思いに背いてきました。日本政府は核兵器禁止条約に署名しないどころか、オブザーバー参加もせず、被団協の要請を一蹴してきました 世界が核戦争に向かいそうな今、被団協の切実な要求と活動こそが世界を変える価値ある道義的力を持っているとノーベル委員会は判断しました。 日本政府は核兵器廃絶に対する消極的な態度を抜本的に改め、核戦争を阻止し、核兵器を廃絶するため国際政治の先頭に立ち、被団協との連携を強化し、共に行動すべきです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 宮本聖二

    立教大学 特任教授 / 日本ファクトチェックセンター副編集長

    見解素晴らしいニュースです。ロシアのウクライナ侵攻、ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの武力衝突、レ…続きを読む

コメンテータープロフィール

伊藤和子

弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ副理事長

1994年に弁護士登録。女性、子どもの権利、えん罪事件など、人権問題に関わって活動。米国留学後の2006年、国境を越えて世界の人権問題に取り組む日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウを立ち上げ、事務局長として国内外で現在進行形の人権侵害の解決を求めて活動中。同時に、弁護士として、女性をはじめ、権利の実現を求める市民の法的問題の解決のために日々活動している。ミモザの森法律事務所(東京)代表。

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