見解小泉氏の回答ですが、奨学金返済への不安感に対する質問に「大学に行くのがすべてじゃない」だと、無理に大学に行った人の自己責任、とも取れる回答です。 不安感に対する質問であれば、小林氏「民間企業からの奨学金支援について税額控除を拡大したい」林氏「財務省に掛け合って増やしていきたい」高市氏「事情が変わった場合に免除に変える」茂木氏「出世払い制度を導入したい」石破氏「可能な限り無償化」加藤氏「地方の大学を安くする」などが回答になります。 9人も候補がいて、この質問について小泉氏は最後の回答でした。そのため、前の候補と違う回答を、と焦る気持ちは理解できます。それでももう少し、別の回答があったのではないでしょうか。 この質問の回答ですが河野氏は先に回答した茂木氏の出世払い制度に賛意を示しました。ただ、回答の中で「親負担を本人負担に」と述べた点はこれも論点ズレとしてSNSで叩かれてしまっています。
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コメンテータープロフィール
1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。