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石川一郎

石川一郎認証済み

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学校改革プロデューサー

報告

見解担任制、チーム担任制、複数の教育現場をみているとどちらもメリットとデメリットがあると思います 担任制が一般的ではありますが、メリットは担任が責任をもってクラスの運営ができることです。上手くまとまっていけば楽しい思い出を生徒たちがもつことは間違いないでしょう ただ、その反面クラスの和についていけない生徒も出てしまうことは当然あります。とともに、担任が強すぎると他の教員が口出しができなくなり、クラスで起きていることが見えにくくなるケースもあります チーム担任のメリットは一人の教員に負担がかかり過ぎないことです。ただ、チームが上手く機能しないとそれがデメリットにもなり、指導力・責任感のある教員に加重な負担がかかります 若手教員は担任を一度もやっていなければチーム担任での動きは理解しにくいところは当然あります 両方の制度が両立するのは難しいですが、学校や年度によってやってみるのも一策かと思います

コメンテータープロフィール

21世紀型教育機構理事。カリキュラムマネージャー(聖ドミニコ学園・星の杜中・高等学校・福山暁の星中・高等学校)。専修大学北上高校理事。現在、多くの学校の教育改革に関わる。1962年東京都出身、ニューヨークで生活の後、暁星学園に学ぶ。85年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭を執る。元かえつ有明校長。香里ヌヴェール学院学院長。「2020年の大学入試」(講談社)「先生、この『問題』教えられますか」(洋泉社)「学校の大問題」(SBクリエイティブ)「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」(青春出版社)

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