見解まず最初に強調したいのは、「いじめ」と「不登校」を同列で論じて欲しくないとことです 両者の因果関係はまったく無いわけではありませんが、「いじめを放置」⇒「不登校」⇒「教師の責任」という流れで済ませないで欲しいです 「いじめ」に関して言えば、かつてから教育現場に存在してきたのは事実です。近年ではインターネットがあることで、かつてより問題が深刻化、潜在化しているのではないかと感じます。もちろん徹底的な対処は必要ですが、正直学校だけで対応するのは困難です 「不登校」に関しては、コロナ禍でより加速している感じではありますが、原因がよくわからないケースも多々あり、これも学校の対応を問うよりは多様な教育現場の存在を認め、補助していく姿勢が大事かと思います。とともに、保護者のケアも欠かせないと感じます 両問題を同列に論じるのは反対ですが、個々に対応すべき問題であると強く思います
コメンテータープロフィール
21世紀型教育機構理事。カリキュラムマネージャー(聖ドミニコ学園・星の杜中・高等学校・福山暁の星中・高等学校)。専修大学北上高校理事。現在、多くの学校の教育改革に関わる。1962年東京都出身、ニューヨークで生活の後、暁星学園に学ぶ。85年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭を執る。元かえつ有明校長。香里ヌヴェール学院学院長。「2020年の大学入試」(講談社)「先生、この『問題』教えられますか」(洋泉社)「学校の大問題」(SBクリエイティブ)「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」(青春出版社)
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