田中律子「53歳の恋はそばにいられたらそれでいい」。12年のレスを経て離婚した意外すぎる「きっかけ」と「現在の恋愛」は?【インタビュー】
東京出身ながら、東京、沖縄、そして最近もうひとつ「山の家」の3拠点生活を送るタレントの田中律子さん。離婚や移住、子どもの巣立ちなど人生の大きな転機が訪れた40代。53歳の今、恋愛観・結婚観の変化はあったのか、お聞きしました。 【画像】自宅のインテリアが素敵すぎる!田中律子さんのプライベート写真をすべて見る
「ママ、もういいよ」、娘のひと言で離婚を決意
――40歳で離婚という選択をされました。15年の結婚生活に終止符を打ったきっかけは? 離婚しようか悩んでいる期間が長かったんです。仕事の関係で離婚できないというのもあったり。いわゆる仮面夫婦状態でした。離婚を決断したのは、当時中学1年生だった娘が「ママ、もういいよ」って言ってくれたのがきっかけですね。 ―― 夫婦関係があまりうまくいってないことを、お嬢さんも気付いていた? バレていたとは思いますね。元夫とは一緒には住んでいましたし、家庭内別居ほどではなかったんですけど。娘の学校行事は2人で参加していましたし。
12年のレス生活になった「きっかけ」はまさかの...
――夫婦生活が変化するきっかけは「立ち会い出産」だったとお聞きしました。例えば友人が立ち合い出産について相談してきた場合、どう答えますか? 私の経験上のことしか言えないし、人によると思います。その上でお話するとすれば、うちは元夫が嫌だって言ったのに、立ち合い出産を無理強いしちゃったんですね。陣痛室→分娩室→病室と移動しないで、分娩時にはベッドが分娩台になるLDRで出産したのもあって、「子育てはお互いのことなんだから、私だけドキドキさせないで一緒にいてよ」という気持ちが強くなってしまったんです。 立ち合い出産が原因で、彼がムリになってしまい、産後からレスになりました。だから、立ち合い出産についてはちゃんと話し合いをして、旦那さんが嫌だと言うなら絶対にやめた方がいいって言いますね。旦那さんが「絶対、立ち合いしたい」って言うならいいと思います。 無理強いはいかんかったなと今でも思います。「相手が嫌って言ったら、もう絶対にダメだよ。あきらめなさい」って当時の自分に言いたいですね。 ―― レス解消のために試みたことはありますか? そうですね、話合いをしたりはあったんですけど、1度そうなっちゃうとやっぱり難しくなりますよね。