補足産業医としても、職場の救急講習や傷病者が出た時のフロー作成に協力する機会は多いです。 その時には、記事にあるように救急車の到着時間が年々遅くなっているからこそ、到着するまでに従業員で出来ることの大切を伝えています。 その時には、たしかにAEDの使い方が話しの焦点になりやすいです。しかし、『そもそも職場にAEDがあるのかないのかも知らない』や『何となくあるのは知ってるけど、詳細にどこにあるか知らない』の意見も多く、その点の共有も重要です。 さらに、救急車を呼ぶとき『電話口でとっさに”会社の住所”が言えない』こともよく起こります。また、救急車が会社のどこから入ればよいか、どこに停車させればよいかを従業員が誘導しないと、救急車が会社の周りをグルグルしていたなんてこともあります。救急車を呼ぶときは、1分1秒を争うケースも多いので、そのあたりのタイムロスがないように日々訓練をしてください。
コメンテータープロフィール
兵庫県出身。島根大学を卒業後、大阪を中心に精神科医・産業医として活動している。産業医としては毎月30社以上を訪問し、一般的な労働の安全衛生の指導に加えて、社内の人間関係のトラブルやハラスメントなどで苦しむ従業員にカウンセリング要素を取り入れた対話を重視した精神的なケアを行う。精神科医としてはうつ病、発達障害、適応障害などの疾患の治療だけではなく、自殺に至る心理、災害や家庭、犯罪などのトラウマケアにも力をいれている。さらに、ブログやツイッター、講演会などでこれらを分かりやすく「ラフな人生をめざすこと」を発信している。
井上智介の最近のコメント
「依存症は回復できる病気です」81歳・アルコール依存症経験者の執念がつくる“脱強制”の回復プログラム #病とともに
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