補足この発砲事件を受け、トランプ氏支持が高まることが予想されます。 実際、この事件が起きるまで今回の大統領選で誰を支持するか明らかにしていなかったイーロン・マスク氏は「私はトランプ前大統領を全面的に支持し、早期回復を願っている」とXに投稿して、トランプ氏支持を表明しました。 また、マスク氏はトランプ前大統領について「アメリカでは、セオドア・ルーズベルト以来のタフな候補者」とも投稿し、強さを見せたトランプ氏を絶賛しました。マスク氏のトランプ氏支持表明は、多くの有権者に影響を与えると思われます。 一方、バイデン氏は問題となった大統領候補討論会の後も失言を連発して、変わらず弱さを見せています。 タフさという点で、両候補には大きな開きができてしまったように思われます。
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コメンテータープロフィール
大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。
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