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飯塚真紀子

飯塚真紀子

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見解討論会でのバイデン氏はフォーカスしておらず、ボーっとしているように見えました。その様子は高齢に起因するものかと思っていました。時差ぼけの影響ということですが、大統領選からの撤退を求める声が高まる中、その説明は討論会での失敗したパフォーマンスの言い訳にしか聞こえず、かえって、有権者に与える影響はネガティブなものなる可能性があると思います。 一方、睡眠時間が短いことで知られているトランプ氏ですが、討論会ではフォーカスした力強いパフォーマンスを見せました。 討論会後に行われた様々な世論調査の結果を見ると、支持率はトランプ氏がバイデン氏を上回っていますが、その結果には、時差ぼけで弱々しく見えたバイデン氏が討論会で示した実質よりも、虚偽の主張をしながらもトランプ氏が見せた力強さが重視されていることが表れているように思われます。

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  • 西山隆行

    西山隆行

    認証済み

    成蹊大学法学部政治学科教授

    見解討論会でのバイデンは力強さがなく疲れている印象でしたが、彼の発言を文字で読んでみると印象は変わり、実…続きを読む

コメンテータープロフィール

飯塚真紀子

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エキスパート認定マークについて

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男　天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』（講談社刊）、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』（草思社刊）、訳書に『封印された「放射能」の恐怖　フクシマ事故で何人がガンになるのか』（講談社 ）がある。

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