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飯塚真紀子

飯塚真紀子

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在米ジャーナリスト

報告

補足NYタイムズが、バイデン大統領が側近に「今後数日で国民に自分が大統領候補にふさわしいと納得させられなければ、大統領候補の座を守れないかもしれない」と大統領選からの撤退をにおわせるような発言をしたと報じています。 この側近によると、独立記念日のホリデーがある今週、バイデン大統領はABCテレビのインタビューを受けたり、ペンシルベニア州とウィスコンシン州で選挙活動をしたりする予定で、これらをうまくやらなければならないことを理解しており、バイデン大統領が討論会で見せたようなパフォーマンスをあと2回すれば、週末の終わりまでに状況が変わってしまうことがわかっているとのこと。 ホワイトハウスはこのNYタイムズの報道を否定していますが、もし、報道が事実なら、今週はバイデン大統領にとって正念場になるかもしれません。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 渡辺亮司

    米州住友商事ワシントン事務所 調査部長

    補足テレビ討論会以降、民主党議員の間で内輪ではバイデン大統領の高齢不安について懸念を示していたことが報じ…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足全米的には無名の議員なので影響力はほぼないのですが、それをこのように報じることで撤退圧力が少しずつ大…続きを読む

コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

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