NYタイムズによると、ワシントンの政界では、長い間、“失言”というとバイデン氏のことを意味していたとされ、時には愛情を込めて、時には嘲るように、“失言マシン”と言われいたようだ。また、バイデン氏は、自身の考えをオープンに表わす政治家とも指摘されている。確かに、プーチン大統領について「権力の座にいてはいけない」発言をして波紋を呼んだ時も、「プーチンの残虐な行動に対して感じた怒りを表現した」と自分の気持ちに正直な側面を見せている。そんな正直さが、今回の台湾防衛発言に繋がったとも考えられる。 しかし、今回と同様の発言はこれで3回目であり、また、今回は、日米首脳会談後の記者会見という世界が注目している場での発言だったという状況を考えると、正直さからでた発言はリスクを孕んでいるのではないか。実際、識者からは、逆に、攻撃を挑発する、抑止力を損なう発言だという見方もあがっている。
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コメンテータープロフィール
大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。
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