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飯塚真紀子

飯塚真紀子

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在米ジャーナリスト

報告

比較までに、カリフォルニア州は4段階の感染状況を設定し、各段階に即した営業規制を行なっています。4段階の中でも、10万人あたりの1日の新規感染者数が7人以上で、1週間の平均陽性率が8%以上になった場合、感染が最も拡大している段階となります。 東京の陽性率は10%を超えました。また、人口約1400万人の東京では、1日の新規感染者数が980人を超えると、10万人あたりの1日の新規感染者数が7人以上になりますが、12月31日や本日発表された新規感染者数はこれに該当します。 カリフォルニア州の基準に照らしてみると、現在の東京の感染状況は、カリフォルニア州同様最悪の段階にあるわけです。 カリフォルニア州の場合、感染状況が最悪の段階では、必要不可欠なビジネスを除いて、多くの室内ビジネスが営業停止や収容人数の制限を命じられています。限定的なビジネス対象の一都三県の緊急事態宣言で感染防止できるか疑問です。

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コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

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