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平野貴久

平野貴久

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気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

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補足季節予報は「確率」で表されます。暖候期予報では、気温が平年より「高い」確率が、沖縄・奄美で70%、西日本と東日本で60%、北日本で50%と、西・南ほど高温の確率が高くなっています。ただ、平年と比べて、めちゃくちゃ暑くなるか、まあまあ暑くなるか、ギリギリ暑いくらいかは、その時の気圧配置にもよるため、現時点ではまだ何とも言えません。数字が大きければ気温が高いというわけではなく、あくまで、高くなる"確率"が高いということになります。しかしながら、夏はもともと暑いものですから、平年より気温が高ければ「猛暑」と言っておおかた差し支えはありません。去年の夏のような大猛暑かどうかは正直わかりませんが、この夏もいつも以上に熱中症に警戒が必要なことは、間違いないと思います。

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コメンテータープロフィール

平野貴久

気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

1980年愛知県生まれ。大学では気象学を専攻。卒業後は番組制作会社でリサーチャーとして活動。メディアを通じて自ら気象情報を発信したいという思いから、2009年に気象予報士の資格を取得。2012年から宮城県の仙台放送にて気象キャスターを務める。現在「仙台放送 Live News it!」出演中。予報はもちろんのこと、これまで宮城県内さまざまな場所を取材した経験から見えてくることなども発信できたらと思います。

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