食品スーパー・ロピア、鎧塚俊彦パティシエの洋菓子店を買収 パン・スイーツ開発へ
テレビ朝日系(ANN)
補足今、菓子業界では人気オーナーパティシエが前向きなM&Aを検討、実現させるケースが増えている。2022年12月には名古屋を本拠地とする「シェ・シバタ」が「中日本氷糖株式会社」との間で株式譲渡が成約。創業者の柴田武シェフはTVなどメディアにも多数出演する有名パティシエで、話題を呼んだ。 和菓子業界で、後継者不在などの理由で老舗が閉店することもあるが、洋菓子業界も、材料原価や固定費の高騰、人手不足など多くの課題に直面。会社の事務的な運営面などを任せ、資本を増強することで、職人として原点に戻り商品開発などに集中できたり、新たな事業に挑戦できたりといったメリットも大きい。 今後もこのような傾向は進むだろう。
マーケティング会社勤務を経て、製菓学校で菓子の基礎を学び、スイーツジャーナリストとして独立。月200種類以上の和洋菓子を食べ歩き、各種媒体で発信。商品開発コンサルティング、イベント企画や司会、製菓学校講師、コンテスト審査、スイーツによる地方活性化支援など幅広く活動。スイーツ情報サイト「幸せのケーキ共和国」主宰。「All About」スイーツガイド、「おとりよせネット」達人、日経新聞のランキング選者等も務める。著書『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)、監修『厳選スイーツ手帖』『厳選ショコラ手帖』(共に世界文化社)等。