見解月の撮影に関しては、この記事のようにして撮影することが可能ですが、その一方、OS、機種を選ばない月撮影用のスマホのアプリも出回っています。個人としてお勧めするわけではありませんが、「月撮りカメラ」(有料アプリ)などがあります。ご自身のスマホにあった方法で月の撮影にチャレンジしてみましょう。いずれにせよ、ブレないように肘を絞ってカメラを向けるか、または、体を柱や壁などに寄せて固定するとブレずに撮影可能です。 一方、高性能カメラ付きのスマホですと、紫金山・アトラス彗星も手軽に撮影可能で、この間、多くの方が撮影に成功し、スマホで市街地から撮影された彗星のようすもSNS上を賑わせています。晴れていたら満月の撮影に加えて、紫金山・アトラス彗星の撮影にも挑戦してみましょう。
コメンテータープロフィール
1961年長野県大町市八坂生まれ(現在、信濃大町観光大使)。NHK高校講座、ラジオ深夜便にレギュラー出演中。国際天文学連合(IAU)国際普及室所属。国立天文台で天文教育と天文学の普及活動を担当。専門は天文教育(教育学博士)。「科学を文化に」、「世界を元気に」を合言葉に世界中を飛び回っている。