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「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガー 検証・解説者

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見解マイナビの「非正規雇用に関する企業の採用状況調査」で見ると、毎年年末の9~10月・11~12月期において、アルバイトの不足感が上昇する傾向があります。 一方で昨今、とみに注目を集めるようになった「年収103万円の壁」による「働き控え」ですが、各種労働市場関連の調査ではそもそも選択肢自身が無いことが多く表に現れにくいものの、雇用現場からは「年末に向けて離職するアルバイトが多い。繁忙期なので余計に困る」との意見を多々見受けます。単に高時給にシフトするのではなく、103万円の壁に近づいたため止む無く「働き止め」「働き控え」が生じているものと考えられます。 政府広報オンラインの「「年収の壁」対策がスタート!パートやアルバイトはどうなる?」にあるように、すでにこの問題に類する社会保険に関する壁への対応施策は打たれつつあります。基本控除の103万円にも、同様の措置が取られるとよいですね。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    補足今回の政策は、近年問題となってきた「ブラックバイト」を助長する恐れがある。この問題は、学生アルバイト…続きを読む

コメンテータープロフィール

不破雷蔵

「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガー 検証・解説者

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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