補足今件はすでに厚労省の「マイナンバーカードの健康保険証利用について」内の説明、パンフレットにも「後期高齢者医療制度の被保険者は、2025年7月末までの暫定的な運用として、 現行の健康保険証が失効する方に資格確認書を無償で申請によらず交付します 。そのため、当分の間、申請は不要です」と明記されており、それを改めて発信したものと思われます。後期高齢者とは75歳以上を指します(65~74歳は前期高齢者)。 マイナ保険証保有者でも、カードでの受診などが困難な場合は、申請をすることで資格確認書が無償で公布されます。病態の変化などで顔認証付きカードリーダーが使えなくなった場合も、資格確認書の使用が勧められています。この場合現行保険証同様に、親族などの法定代理人や介助者などによる代理申請も可能です。 なおマイナ保険証でカードリーダーの操作が上手く行かなくても、医療費が10割負担になることはありません。
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ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。
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