見解SBI新生銀行の「会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の平均的な一か月あたりの外飲み代は1万3533円。自宅飲みを試算すると3247円(1回の飲み代から逆算)。総務省の家計調査で単身・男性・34歳以下の世帯における酒類の消費額は799円、ビールに限れば170円。これらを消費しないとなれば、確かに生活費はその分多くなるでしょう。 一方で本人にとって飲酒がどのような位置を占めているのかは十分推し量る必要があります。他人から見て「無駄そうに見えるから」「もったいないから」と一方的に止めさせるのは(対象行為が不法行為だったり倫理的に問題があることでない限りは)、行儀のよいこととは思えません。生活費は節約できるかもしれませんが、男性との関係も切れてしまうかもしれません。また、飲酒を止めることで、男性に節約した金額以上のネガティブな影響が生じる可能性もあるでしょう。
コメンテータープロフィール
ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。
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