「お酒を飲まない人」の方が生活費も少なくて済みますよね?今、お付き合いしている男性は毎日缶ビールを3本以上飲むのですが、どのくらい生活費が多くなるでしょうか?
「禁酒すれば、生活費をかなりおさえられるかもしれない」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。お酒はおいしく、ストレスを軽減したりコミュニケーションを促進したりするのに役立つことがありますが、飲み過ぎると大きな出費につながることもあります。 本記事では、お酒やビールの平均支出額について解説し、お酒代を節約するための4つのコツを紹介します。一般的な世帯のお酒代や節約方法に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
お酒・ビールの平均支出額
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2023年」によると、二人以上の世帯が年間にお酒に使う金額は4万5700円でした。内訳は以下のとおりです。 ●清酒 5423円 ●焼酎 6096円 ●ビール 1万2584円 ●ウイスキー 2711円 ●ワイン 3212円 ●発泡酒・ビール風アルコール飲料 9374円 ●チューハイ・カクテル 4878円 ●その他 1422円 特にビールへの支出が最も多くなっています。月額に換算すると、お酒に使う金額は約3808円で、そのうちビールは約1048円です。 ビールの種類やメーカーによって異なりますが、缶ビール(350ml)1本あたりの価格はおよそ150~200円程度(税抜)です。もし毎日3本飲む場合、1日で450~600円、1ヶ月(30日)で1万3500~1万8000円、1年では16万2000~21万6000円と、平均を大きく上回る金額になります。 ■自宅でのお酒の頻度や種類 ビール酒造組合が行った「ビール」「発泡酒」「新ジャンル商品」の飲用動向と税金に関する調査によると、お酒を飲むと答えた人は50%で、そのうち「毎日飲む」が14.2%、「週1~2回飲む」が13.2%、「月1~3回飲む」が10.5%でした。 家でよく飲まれているお酒の種類はビールが56.6%で最も多く、次いでチューハイ・サワーが44.2%でした。また、外食でよく飲むお酒も、ビール系飲料(ビール・発泡酒・新ジャンル)が55.8%と最も多い結果でした。