Yahoo!ニュース

普光院亜紀

普光院亜紀認証済み

認証済み

保育園を考える親の会アドバイザー/ジャーナリスト

報告

解説こども家庭庁の「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」に照らしても、虐待等の疑いのある事案であり、不適切保育に相当すると思います。心身に影響が出ていることを医師が認めていますので、法人や市役所が不適切保育ではないと言い張るのはおかしいです(市役所は後で指導していますが)。子どもにはそれぞれの発達のペースや個性を認められ、人格を尊重されて育つ権利があります。ルールに従わないから即、罰を与える、恫喝するなどの保育は、保育の質という観点からも望ましいものでありません。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった11

コメンテータープロフィール

普光院亜紀

保育園を考える親の会アドバイザー/ジャーナリスト

保育制度、保育の質の問題に詳しい。保育園を考える親の会アドバイザーとして、働く親同士の交流・情報交換の場を支え、また保育に関する相談にも応じながら、ジャーナリストとして保育や仕事と子育ての両立に関する執筆・講演活動を行っている。大学講師(児童福祉・子育て支援)、国・自治体の委員会委員も務める。最新刊は「不適切保育はなぜ起こるのか」(岩波新書)。ほかに、『共働き子育て入門』(集英社)、『変わる保育園』(岩波書店)、『保育園のちから』(PHP研究所)、『共働きを成功させる5つの鉄則』(集英社)、『保育園は誰のもの』(岩波書店)、『後悔しない保育園・こども園の選び方』(ひとなる書房)など多数。

関連リンク(外部サイト)

普光院亜紀の最近のコメント