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赤坂英一

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スポーツライター

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見解少々大袈裟かもしれませんが、これはある意味、巨人が「球界の盟主」と呼ばれた時代への回帰とも言えるでしょう。 記事中にある歴代主将の名前を見てもわかる通り、原、松井のような中心選手ですら主将を務めてはいなかった。彼らの現役時代は、主将ではなく選手会長として首脳陣や球団とのパイプ役を務めていたから。そういう体制でも当時の巨人は強かった。2006年の小久保のように、「彼の野球に取り組む姿勢を若い選手に見習わせたい」と当時の首脳陣が推薦して主将になった例もある。 来季、主将を置かなくても巨人が連覇すれば、当分はこういう体制が続くかもしれませんね。

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コメンテータープロフィール

1963年、広島県出身。法政大卒。デビュー作は2002年の『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)。『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』『プロ野球二軍監督』(同)などの電子書籍版も発売中。『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に『すごい!広島カープ』『2番打者論』(PHP研究所)など。東スポで毎週火曜『赤ペン!!』連載中。青学大・原晋監督著『魔法をかける』、元広島・達川光男著『広島力』、俳優・萩原健一の自叙伝『ショーケン』(すべて講談社)の構成も務めた。東京運動記者クラブ&日本文藝家協会会員。

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