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赤坂英一

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スポーツライター

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見解セ・リーグのCSはファーストステージから全試合を現場で取材しています。 ここまでの戦いで特筆すべきは、DeNA三浦監督のメンタルケアとチームマネジメントです。ファイナルでぶつかる巨人はシーズン8勝16敗1分けとカモにされていたが、三浦監督は「シーズンとCSは別。割り切って戦おう」と選手を鼓舞。「シーズンの悪い数字を忘れたわけではないが、いい数字もいっぱいあるから」と強調している。 シーズン中は守備のミスで痛い星を落とすことも多く、そのたびに反省の弁を口にしていたけれど、今回は「ミスをしてもすぐに忘れろ」と、引きずらずに切り替えるよう指示。過去2年、CSで敗退している若い選手にとっては大変心強いアドバイスです。 三浦監督自身、ここまで勝ち星を重ねても、毎試合ごとに「昨日は昨日、今日は今日」と切り替え、星勘定をせずに試合に臨んでいる。この戦い方で最後まで「勝ち切る」ことができるか、正念場です。

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コメンテータープロフィール

1963年、広島県出身。法政大卒。デビュー作は2002年の『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)。『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』『プロ野球二軍監督』(同)などの電子書籍版も発売中。『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に『すごい!広島カープ』『2番打者論』(PHP研究所)など。東スポで毎週火曜『赤ペン!!』連載中。青学大・原晋監督著『魔法をかける』、元広島・達川光男著『広島力』、俳優・萩原健一の自叙伝『ショーケン』(すべて講談社)の構成も務めた。東京運動記者クラブ&日本文藝家協会会員。

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