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安部かすみ

安部かすみ

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ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

報告

提言来ないでと言われても居ても立ってもいられない人が被災地に向かっているようです。その他、瓦の修理に高額請求した業者、賞味期限切れの飲食物を持ち込んだ人、政治家やユーチューバーが現地へ...など毎日のように報じられています。関係ない人が来ることでかえって現場が混乱する。これはアメリカも同じです。私は昨年8月ハワイ・マウイ島の山火事の1ヵ月後、被災地のそばへ行く機会がありました。被災地は全道路を閉鎖(バリケードで通行止め)。米軍が検問所を設置し人や車の往来を制限。有害物質が発生したこともあり一般の人は入れず、報道記者も入れず、住民でさえ通行できるようになったのは1ヵ月後でした。無償の缶詰、粉ミルク、生理用品など生活物資が大量にあったが、検問所近くの広場に集められ州の担当者により管理されていました。被災の規模が異なるので同じことはできないかもしれないが、言葉だけではない何らかの対策が必要でしょう。

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コメンテータープロフィール

安部かすみ

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

米国務省外国記者組織所属のジャーナリスト。雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、有名アーティストのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をN.Y.に移す。N.Y.の出版社でシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材。日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。福岡県生まれ

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