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安部かすみ

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ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

報告

見解先日のバイデン大統領による実の息子ハンター氏の恩赦に続き、トランプ次期大統領のこの意向も予想はしていた。今年7月にシカゴで行われた会合でもトランプ氏は壇上で、自分が大統領に選ばれたら議会襲撃事件の被告らを恩赦するとの誓いを改めて述べていた。対象となる被告の多くは不十分な警備態勢を突破し無断で連邦議会議事堂に乱入、占拠した者だと思われるが、中には警官を襲撃した被告も対象となりそうだ。その会合でトランプ氏は、その被告らについて「非常に厳しい制度によって有罪判決を受けている」「innocentであれば恩赦する」と言っていた。トランプ氏が判断するinnocent(潔白、無実、理由が正当化できればというような意味合いが含まれる)とはどのようなものなのかが今後注目される。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 西山隆行

    成蹊大学法学部政治学科教授

    見解民主的な過程を経て行われた選挙結果を認めず、暴力でそれを覆そうとした事件が民主主義を体現するとされる…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足善悪の判断はひとまず置いておけば「既定路線」。選挙公約であり、そのために準備を続けています。

コメンテータープロフィール

安部かすみ

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、著名ミュージシャンのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をニューヨークに移す。出版社のシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材し、日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。

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