東京生まれ。専門は憲法。博士(法学・論文・早稲田大学)。2000年より武蔵野美術大学で 表現者のための法学および憲法を担当。「表現の自由」を中心とした法ルール、 文化芸術に関連する法律分野、人格権、文化的衝突が民主過程や人権保障に影響を及ぼす「文化戦争」問題を研究対象にしている。著書に『文化戦争と憲法理論』(博士号取得論文・2006年)、『映画で学ぶ憲法』(編著・2014年)、『表現者のための憲法入門』(2015年)、『合格水準 教職のための憲法』(共著・2017年)、『「表現の自由」の明日へ』(2018年)。
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- 憲法記念日に寄せて――憲法制定過程と国民主権、そして「表現の自由」
- 東京都「アートにエールを」募集要項を読む――その選別はフェアか、必要か
- 東京都が「アートにエールを」募集要項を公開――フェアな支援、必要な支援とは
- 東京都のアーティスト支援プロジェクト ――そのエールは誰にどこまで届くか
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- 緊急事態宣言と「集会の自由」―― 「表現の自由」のために今「自粛」を呼びかける理由
- 「あいちトリエンナーレ2019」補助金交付で得るものと失うものーーハッピーエンドと言えない理由