デパート屋上ビアガーデンでジビエ肉、そして6階のファッションフロアで驚きの商品が!入場無料【神戸市】
夏真っ盛り、皆さん体調は大丈夫ですか?クーラーに浸り切っている毎日ですが、やっぱり夏をもっと楽しもうと思ってビアガーデンに顔を出してみました。
神戸阪急デパートの屋上で、今週末(25日)までジビエ肉を食べられるビアガーデンをやっているのをご存知でしょうか。
ようやく陽が傾いてきた18時過ぎ頃に行くと、屋上の空が青と金色に変化していく、マジックアワーの最中でした。空が広くて山も見えて、開放感があって気持ちがいい。
お客さんも徐々に集まりつつありました。やっぱり夏は屋上で生ビールですね。このビアガーデンは食べ放題ではなく、一品づつキャッシュオンで注文できるので気軽に行きやすいですよ、入場も無料です。
ドイツの伝統的なソーセージ「ジビエヴァイスヴルストの盛り合わせ(1,800円)」をオーダーしているお客さんがいました。鹿ヴァイスヴルスト、猪鹿ヴァイスヴルスト、猪鹿パイチェの3種盛りです、これは豪華ですね。
他にも、鹿ミンチコロッケ(400円)、鹿もも肉の一口カツ(4個入900円)、ジビエデミグラスハンバーグ(800円)、猪ジャーキー&ナッツ(600円)など、鶏カラや枝豆などもありました。テイクアウトもできるようです。
23、24日にはこの場所で無料の音楽イベント
「第10回 文鹿祭2024」も開催。かなりの人で賑わいそうですが、実はこのジビエのビアガーデンは、同デパートの6階ファッションフロアにあるお店と関係があるのだとか。一体どういうことでしょうか?
6階に降りてみると、それらしきお店を発見。鹿のオブジェ、間違いなくここですね。実はこのお店は「ハイカラブルバード」というコンセプトショップで、ニホンジカまるごと一頭有効活用のパイオニアなんです。
例えば、シャツのボタンが鹿の角で作られていたり、バッグの底に鹿皮が使われていたりします。それだけではなく、髪留めや靴まで、とにかく幅広いプロダクトがあります。
ショーケースの中には鹿皮のキーケースなども。その下に並んでいる焼き物、これは何だろうと聞いてみると、鹿の骨を砕いた骨の粉が使われているのだそう。
ここまでできるなんて凄いですよね、本気度の高さを感じます。鹿の皮、骨、角、そして屋上では鹿の肉。鹿を丸ごと一頭、余すとこなく全て。鳴き声以外は全部使うというのがこの会社の方針です。
鹿は、害獣駆除のために兵庫県の山で獲られたもの。ここまで素敵なサイクルが出来上がっているなんて、まさに今の時代の最先端だと思いませんか?何だか清々しい気分になります。
屋上ビアガーデンは、今週末の日曜日まで。皆さんも行った際には6階にも立ち寄って、このトータルした世界観の素晴らしさに触れてみてはいかがでしょうか。
「ジビエンタ ビアガーデン」 (外部リンク)
開催日:8月17日(土)~25日(日)
時間:16:00~22:00
「第10回 文鹿祭2024」
(ビアガーデン内、無料音楽イベント)
8月23日(金)16:00~22:00(前夜祭)
8月24日(土)10:00~18:00(18:00以降はビアガーデン)
場所:神戸阪急本館屋上 神戸市中央区小野柄通8丁目1-8
<関連記事>
精肉店がなぜお洒落?ジビエ×洋服で産み出す最先端のサイクルとは【神戸市・ハイカラブルバード】(外部リンク)
めちゃ柔らかい「鹿の焼肉丼」が驚きのコスパ!昼も夜も、ジビエをお手軽にどうぞ【神戸市】(外部リンク)