渋野日向子プロもチェンジ!PINGの新しいi230アイアンをさっそく試打しました!
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
ついにPINGから「i230アイアン」が発表されました!前作の「i210アイアン」は男女含めて使用プロが非常に多く、完成度のとても高いモデルでした。PINGというメーカーは前作をあきらかに超えるものができない限りモデルチェンジをしないというポリシーのメーカーです。そのためか後継モデルが発売されるまでにかなりの時間がかかりました。
しかしついに「i230」が発表されたということは、名作「i210」を超えるアイアンができたということです!いったいどんなアイアンになっているのでしょうか。ひとまず発表会で試打した感想をレポートさせてもらいます!
「i230」はさらにブレないヘッドに!
新作の「i230アイアン」、発表前から渋野日向子プロや鈴木愛プロ、金谷拓実プロが使っていて話題になっていました。金谷プロはさっそくホールインワンしちゃったりして、さっそく結果を残しています。
では「i230」はどこが進化したのでしょうか。見た目でわかる部分では、やはりバックフェースですね。バックフェース全面にエラストマー・インサートが搭載され、ミスヒット時にも心地いい打感と打音になるようになっています。
内部的にはCTPエラストマーを番手ごとにサイズや配置を変え、理想の重心に近づけています。また、高比重ウェイトを搭載し、究極の周辺重量配分を実現。ミスヒット時にもブレが少ないヘッドに仕上がっています。
シンプルながら、スッキリしてていい顔してます。
見た目ですが、かなりシンプルなバックフェースですね。キャビティ部分を全部エラストマーで塞いだ感じ。シンプルですが、これはこれでなかなか格好いいと思います。
構えてみるとヘッドサイズは小さすぎず丁度いい。ほんの少しふところがある感じで、個人的にはかなり好きな顔ですね。
最近のPINGのアイアンではお馴染みの、トウのウェイトも付いています。このウェイトのおかげでミスヒットしてもブレにくくなっているんですね。構えてみた感じは前作とあまり変化はないように思います
こりゃたしかに打点のブレには強そうですな。
さて打ってみました。打感はやはり柔らかめですね。少しモッチリとした柔らかさに感じました。そして多少打点がズレてもたしかに打感に変化はあまり無かったように感じます。変な振動も少い。トラックマンのデータでは数球打っても方向性、飛距離ともに安定していました。前作同様ロフトは7番で33度なので、特に飛距離の出るアイアンではないですね。
どこがいったい進化したのか?
で、前作「i210」と何が違うのか?ってことですが、正直言って室内の試打ではあまり分かりませんでした。たしかに打感は少しだけ柔らかいような気がするし、打点のブレにも強いように感じます。でもそれも前作よりもほんの少しいいかも?くらいのもんです。
おそらく「i210」の完成度が高いので「i230」が進化したと言っても、ほんの少しずつ良くなっているということなんでしょう。でも、これってかなり大変な作業だったと思います。ほんの少しずついろんな性能をアップすることで、ラウンドで使ったときにミスの範囲が少なくなり、結果的に1~2打いいスコアで上がれる。そういうアイアンなんじゃないかと。
もっと飛距離が出るようにするとか、球が上がりやすくするとかってのはできると思うのですが、そういうアイアンは他にも用意されているので「i230」はこれが正しい進化なんだと思います。
コースで実際に打つと、また違った部分が見えてくると思うので、近いうちにお借りして試打してみたいと思います。