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噂の入手困難テントZANE ARTS【GIGI-1】は広くアレンジ性抜群だった【キャンプギア】

かの地から自由なアウトドア系Youtuber/3児の父

こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。

使う季節によりテント選びって迷いますが、1年を通してキャンプを楽しめそうなのが、今回ご紹介するZANE ARTSの「GIGI-1」。

大きいテントなのと、縦方向に狭いサイトでスマホのカメラでは全体を映しきれなかったのですが、全体像は以下の図のようになっています。

公式サイトを参考に画像を制作したので細かいところは目をつぶってください
公式サイトを参考に画像を制作したので細かいところは目をつぶってください

全体の大きさは、最長で横幅500cm、縦幅400cm。

高さは最高で220cmあるので、立って着替えたりすることも可能です。

本体の生地は75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工 ( 耐水圧1,500mm )となっており、TC素材ではないものの、軽い素材。

そのため、結露しても乾くのがTC素材やコットンよりも早かったです。

そして、正方形のワンポールテントの左右が三角形に出っ張っているような、独特のデザインになっています。

赤い部分がポールを建てる部分で、ポールが3本あるので設営が難しそうに感じますが、実は簡単。

センターポール(中央のポール)…φ30mm / 全長220cm
エクステンションポール(左右のポール)…φ14.5mm / 全長100cm

設営方法としては、最初に四隅をペグで止め、センターポールを差し込みます。

ビルディングテープ(ガイドになる下部のヒモのような物)があるので、迷うことはないでしょう。

大型のテントになるので、サイトにより張れない広さの場合もあるかもしれません。

広々としたオートキャンプ場で設営するのがおすすめです。

左右の生地を引っ張り出すと、このようにペグダウンできる所とビルディングテープがあるので、しっかり張ってからペグダウンします。

そしてサイドポールを建て、ペグダウンしたらロープで張りを調整します。

サイドポールの左右にもペグダウンできる場所と、張りを調整できるようになっているのでペグダウン。

このテントの特徴として、上記の写真のように前面と後面のファスナーを完全に開けてポールを建てれば、タープのような前室のような形状に変えることができます。

インナーテントは別売りになっていますが、フルクローズしてコット等を使って寝ても良いので、インナーテントが必要かどうかは使用者が想定する使い方に委ねられているイメージ。

虫のいない時期であれば、インナーテントが無くても良いかな?と思います。

また、このようにテントの中にテントを入れる、いわゆる「カンガルースタイル」で使うという手も。

GIGI-1の全てのファスナーを開け、開放的に使う場合は「タープ」としてGIGI-1を捉えることもできるので、春~秋にかけてはこういったスタイルで使うのも良さそうです。

正式なインナーテントを使うと、設営場所が限られてきてしまうので、アレンジするなら小型のテントを入れる方が楽しみ方が広がるんじゃないでしょうか。

インナーテントが、小さいテント1個買えるくらいの値段というのもある

GIGI-1は左右に広がった6角形の形状となっていますが、このようにビルディングテープのある三角形の分だけ床面積が広くなっています。

三角形の窓はメッシュで解放できるので、ベンチレーターにもなります。

ここは通常のワンポールテントと違う所で、端にサイドポールを使用しているため、高さのある空間が生まれています。

普通ならセンターポールから床にかけて斜めになるので、端の部分は窮屈に感じますが、GIGI-1では高さの分、圧迫感もありません。

個人的には、快適に広々と使うなら2~3人が限度かなと思います。

インナーテント代わりに、片側に自立式テントを設営し、反対側に椅子を置いてみましたが、テーブルやストーブを入れてもまだまだ余裕がある感じ。

また、スカートがないため、下部から入って来た空気が循環してくれます。

この辺りは絶対にスカートが欲しい!という人にはネックだと思いますが、自然に換気できるのはポイントじゃないでしょうか。

と、良いテントだったので紹介してきましたが、なかなか入手できない状況にあるテントでもあります。

高値で取引されている場合もありますが、正規の値段は良心的で適正な金額であると思うので、正規の値段で購入することをおすすめします。

個人的にこのテントの気に入ったポイントとしては、タープのようになるアレンジ性はもちろんですが、それよりも「シンプルさ」でした。

ロゴすら小さく、余分な物をそぎ落としたようなデザインは流石。

ZANE ARTS製品の今後が楽しみですね。

【動画でもご紹介しているのでぜひご覧ください】

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《プロフィール》

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【かの地から しーまん】

キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。

キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。

山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。

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自由なアウトドア系Youtuber/3児の父

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