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【宮城県 松島町】駅ナカで味わうトマトのうまみ -サンフレッシュ松島のジェラート- [浪打浜地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

甘くて酸味もあって季節を問わずに、スーパーマーケットなどで見かける「トマト」。太陽のような真っ赤な色をしていて、夏がとっても似合うイメージの野菜だけど、美味しくなる旬の時期は夏に限らず春や秋という声もチラホラ。
そして雪が舞い降りる冬の時期になると、トマトが食卓に登場する機会はグッと少なくなる。スーパーから買って食べてみても、その味はギューっと口を尖らせてしまうほど酸っぱいことが多い。

だけど、トマトがジェラートに変身したら?
これがとても美味しい。

宮城県松島町の浪打浜地区にあるJR松島海岸駅(まつしまかいがん)の1階「おみやげ処 松島海岸」では、松島町産トマトを使用した氷菓子「とまとジェラート」を販売している。(※2024年1月時点)

とまとジェラートは、松島町内の磯崎地区にある「サンフレッシュ松島」で育ったトマトをたっぷりと使用したもの。眼鏡をかけたトマトの可愛いイラストが目印だ。

パカっとふたを開けるとフィルムの下から、トマトのやさしい赤色がほんのりと。

ゆっくりとフィルムをはがしていくと、表面にはうっすらとトマトの薄皮やタネの姿!トマトがそのままジェラート生地の中へ『ドボーン!』と飛び込んだような状態。

スプーンでシャリシャリと削りながら食べ進めると、しっかりトマトの味を感じられるから、なんだかニヤニヤとしてしまう。『本当にそのままトマトだ』と、一口ごとに実感できて面白くなってくる。

ジェラートだけど、まるで凍らせたとびきり甘〜いトマトをかじっているような感覚。旨みがギュッと詰まっている感じ。

※購入してすぐはジェラートが硬くて食べられないので、5分くらい置いてからが食べごろ。

そして松島海岸駅の2階はカフェのようなスペースになっているので、1階の売店で買った「とまとジェラート」を片手に、ホッと一息できるのも嬉しい。

ジェラートはひんやりと冷たいけれどトマトの真っ赤なパワーで、なんだか寒い冬も乗り越えられそうだ。駅ナカで味わう、トマトの旨み。なかなかいいぞ。

名称:松島とまとジェラート
販売店:おみやげ処 松島海岸
住所:宮城県宮城郡松島町松島浪打浜10(JR松島海岸駅1階)
営業時間:10:00-17:00
定休日:年中無休
公式SNS:気になった方はトマト栽培を行っている「サンフッシュ松島」の公式フェイスブックを覗いてみよう!

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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