【2023箱根!全力応援】記録で見る駅伝チーム。
|ハーフ・10km・5kmの記録だけで見るチーム力は?
2023新春恒例の箱根。どんな戦いになるのか?優勝は、そして100回へ向けてのシード争いは、今回は選手個人ではなく、各大学のエントリー選手のハーフ・10km・5kmの記録だけで見る戦力を紹介します。
|20位~11位は?
参考記録はハーフは1分間3分台(1分間2分以内は加点)・10km28分台(28分半以内は加点)・5km13分台で、距離が長い記録を多く輩出するチームからの戦力になります。(留学生2名エントリーしているチームは1名としてカウント)
20位;立教大学
19位;専修大学
18位;国士館大学
17位;日本体育大学
16位;大東文化大学
15位;城西大学
14位;東京国際大学
13位;早稲田大学
12位;法政大学
11位;明治大学
各選手を無視して数字を見ると、意外にな結果に、特に東京国際大学は、宗像選手や丹所選手のハーフ自己ベスト1時間4分以上なのですが、ヴィンセント選手&ムセンビ選手がいるので、実際は上位に上げられるでしょう?
|10位~6位は?
10位;山梨学院大学
9位;東海大学
8位;創価大学
7位;東洋大学
6位;中央大学
記録を並べると、拮抗しているのがよく分かります。特にハーフが1時間3分以内の記録を持つ選手7名以上いる学校が14チーム。平均だけでは計り知れません。
|5位~2位は?
5位;帝京大学
4位;順天堂大学
3位;國學院大学
2位;青山学院大学
この中で、國學院大学は、全チーム中トップのエントリー16名中12名がハーフ1時間3分台、更に山本歩夢選手が1時間0分42秒。一方青山学院大学は1000m28分台13名(28分30未満が7名)選手層が厚い。
|1位は3冠を目指す駒澤大学
エントリー16名中10名がハーフのタイムが1時間3分台ですが、大エースの田澤廉選手とスーパールーキー佐藤圭太選手の記録が無く、ハーフの記録がある選手が12名なので率は断トツ。層の厚さが見られます。
順位的には下位になりましたが、日本体育大学は5000mだけ見たら13分台が6名、10000m28分台が7名と選手層は厚いので、シード権争いは1区から2区の流れが大きく左右されるでしょう。
12月29日に区間エントリーが発表。当日変更もあるので、どのように配置するかが興味深い
メンバー変更
1) 往路、復路とも、当日レース開始 1 時間 10 分前に受け付ける。
2) 正競技者と補欠競技者の交替は 6 名までとする。なお、1 日に変更できる競技者は 4 名までとする。
3) 変更は正競技者と補欠競技者との交替のみとし、正競技者間での区間変更は認めない。
次回以降は、各大学及び注目選手を紹介します。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野