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サッカー日本代表「平壌で北朝鮮とW杯予選」避ける条件は? #専門家のまとめ

高英起デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト
日本ードイツの親善試合(写真:ムツ・カワモリ/アフロ)

サッカー日本代表は、2026年北中米W杯アジア2次予選での対北朝鮮戦が来年3月21、26日に予定されているが、会場は未定だ。杭州アジア大会のサッカー男子準々決勝で日本に対して行った北朝鮮のラフプレーは記憶に新しい。平壌でアウェー戦が行われることになるなら、不安は尽きない。

▼北朝鮮は今月16日、ホームでシリアと対戦する予定だったが、AFCは中立地のサウジアラビア・ジッダでの開催と公表している。

▼北朝鮮は2020年1月、新型コロナ対策で国境を封鎖し、海外からの入国を禁止したが、今年8月には解除に踏み切った。

▼もともと海外からの観光客誘致は金正恩氏の重点政策だったが、コロナで大打撃を受けた。復活に向けテコ入れが予想される。

デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)『北朝鮮ポップスの世界』(共著)(花伝社)など。YouTube「高英起チャンネル」でも独自情報を発信中。

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