【川崎市川崎区】本日スカイブリッジが開通!多摩川クルーズで下から見られた人も 東海道川崎宿は大盛況
気がつけば、本日はスカイブリッジの開通日!
先日、開通前の橋を歩いてきました。(その時の様子は↑をご参照ください)
毎週末、多摩川のほとりはお祭り騒ぎ♪
なんせ事業総額300億円をかけたドリーム・ブリッジですもの。(橋梁部分の260億円は国と川崎市が折半、川崎市側の取り付け部の整備費約40億円は川崎市が負担)
多摩川にかかる海から1番目の橋となるわけですし、川崎から羽田までは7、8分で移動というわけで、そりゃあ鳴り物入りでお披露目したいところ。
本日は、開通式が盛大に行われます。
川崎大師の久寿餅やさん、住吉さんもこんなツイートを!
みなさん待ちきれないご様子ですね!
また、スカイブリッジの開通を受けて、臨港バスもあらたな路線を4月から増やすそうです。
これは乗りに行ってみないと。
でも、それこそ橋ができる前には旅人はどうやって多摩川を渡っていたのでしょう?
六郷の渡し
東海道は、お江戸日本橋を発し品川、そして川崎宿へと続きますが、その品川と川崎の間にあるのが多摩川。大きな橋をかける技術がなかった頃の東海道の旅人は、渡し船で通行していた、と思いますよね。
しかし、調べてみたら六郷の渡しができるより前の1600年(慶長5年)に、徳川家康が六郷に橋をかけていました!! 橋が先にあったのか!
しかしそれはたびたび洪水に見舞われ、流失してしまい… 1688年に六郷の渡しができたんだそう。
また1874年(明治7年)にも、橋がかけられたんですが、それも4年で流失してしまい、架けては流され、を繰り返す間の橋のない期間にはやっぱり渡し舟が活用されていたのですって。
多摩川が「暴れ川」だったというのはきいたことがありますが、本当に架橋組合泣かせの「氾濫児(はんらんじ)」ぶりですね。
その多摩川に橋をかける、っていうのは、昔も今も関わる人にとっては巨大なロマンのあることなんですね。
東海道は400年を迎える
六郷の渡しを渡ってすぐの場所に1623年(元和9年) に制定された東海道川崎宿は、2023年に400年を迎えます。
それを記念するイベントも、多摩川スカイブリッジ関連のイベント同様に盛り上がりを見せているこの頃。
先週末には「わたしばフェス」というイベントもひらかれました。
その中で、当時の旅人よろしく船で多摩川を周遊するイベントも企画され、乗船券の抽選には多くの応募があったそうです。
往時の渡し場を再現!?
ステージもあり、音楽ライブも催されていました。
多摩川のサキKAWASAKI
公式サイト:https://tamasaki.jp/
クルーズに当選したラッキーな方から写真を提供いただき、お話を聞くことができました!
「水辺のアシが生い茂る隙間からは沢山の種類の野鳥たちが生息しているのが確認できたり、干潟を間近で見れたり自然を感じることができました。
案内人の方の説明がとても丁寧で、歴史についての話しや今回新しくできたスカイブリッジが生態系に配慮された構造であるという特徴などのお話しが聞けたので、見て聞いてとても収穫になったクルージングでした。このプロジェクト実現にむけて尽力していた川崎市、地元商店街の方々、現場であたたかく迎え入れてくれた方々に感謝したいです」
とのことです。
いいなあ、私も渡し船に乗ってみたいです。
写真もシェアしていただきましたので少しご紹介します。
下から見るスカイブリッジ
ピッカピカですね!
橋を下から見る機会はなかなかないので、萌えます!
まさに夕映え!
以前ご紹介した河港水門も。
新しい橋と共に発展する、東海道川崎宿の今後を楽しみにしています!