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【習志野市】ローズマリーの香りとジャズが織りなす「アートスペース・カフェパパ」でほっと一息♪

うえこみ地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

「アートスペース・カフェパパ」は、京成大久保駅南口から徒歩約2分の場所にあります。このお店は、2003年から2011年まで続いた「カフェパパ」を前身とし、2012年に大久保図書館正面にリニューアルオープンしました。

カフェとギャラリーが融合した、個性的なお店は昔も今も変わらず人気のお店です。こちらの写真は、筆者が初めて訪れた2014年のもの。お店の佇まいも変わりません。

店のマダムから聞いた話によると、以前の「カフェパパ」時代は、1階がカフェレストラン、2階がアートスペースで、手作りのビーフシチューやワッフルなど、こだわりのお料理を提供していたそうです。老朽化のため一度閉店しましたが、新しい形で再スタートを切り、「アートスペース・カフェパパ」となりました。

お店の名前の由来について尋ねたところ、「パパが始めたからかしら?」と笑顔で答えてくれました。もともとは仮の名前だったものの、愛着がわき、そのまま店名になったのだとか。「カフェって付いてるけど、カフェが目当ての人にはよく「いつもお休みですね」って言われちゃうの」と笑うマダムの姿が印象的です。

現在のお店は、第1・第2週はカルチャースペースとして利用され、第3・第4週は展示やワークショップ、サークルなどに使えるカフェ付きレンタルスペースとなっています。

また、その合間には「ときどきカフェ」としてオープンすることもあります。カフェの営業日は、公式サイトに掲載されている「カフェパパ カレンダー」で確認できます。

お教室や展示の時は、共通の趣味や価値観を持つ人々が集まり、心地よい空間が生まれます。一方、カフェの日には、一人でのんびりと過ごす人や、友人とのおしゃべりを楽しむ人など、それぞれのスタイルで楽しんでいます。

カフェ営業中には、こだわりのトーストや、自家製ハーブを使ったドリンクが楽しめます。筆者が訪れた際には「アメリカンクラブサンドSet」を注文しました。

ローズマリーが香るサンドイッチは、トマト、ハム、レタス、粒マスタードが絶妙に調和し、トーストのサクサク感も相まって、手が止まらなくなる美味しさでした。サンドイッチとコーヒーの相性も抜群で、ローズマリーの風味が引き立っていました。

デザートには、シリアルやバニラアイス、キウイ、アーモンドなどがトッピングされたミニパフェが登場。店内には心地よいジャズが流れ、お店の前のアプローチにはパリ郊外を思わせる小さなお庭が広がっています。

レンガや石、木などの自然素材を使い、季節の花や木々が自由に伸び、手入れされすぎないナチュラルな美しさが魅力です。

約10年ぶりに訪れたんです、と告げた筆者を、マダムは「忘れないでいてくれてありがとう。また来てね」とチャーミングな笑顔で見送ってくれました。

軒先に「ときどきカフェ」の看板が出ていたらカフェ営業中の合図。ぜひ、足を運んでみてくださいね。

アートスペース・カフェパパ

住所:習志野市本大久保2-10―29 コスタ・ボダ・ハウス1F 

TEL:047-477-7568

※営業スケジュールは公式HPでご確認下さい。

地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

地域ニュースサイト号外NETの八千代市・習志野市を担当しています。取り柄はたくさん食べられることとフットワークの軽さ。どうぞよろしくお願いします。

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