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スバルがNYショー前夜祭で新型インプレッサ初披露!

河口まなぶ自動車ジャーナリスト

スバルは23日から開催されるニューヨークショーの前夜に開催したVIP向けパーティーにおいて、新型インプレッサのセダンモデルをひと足先にお披露目を行なった。

新型インプレッサは、先の3月7日にスバルが日本で開催した「次世代SUBARU説明会2016」において発表した、新世代のグローバル・アーキテクチャである「スバル・グローバル・プラットフォーム」を採用した最初のモデルとなる。

特徴としてはインプレッサを皮切りとして、このプラットフォームで「レガシィ」までを開発するという設計構想を持っていること。それだけに、シャシー性能を従来よりも大幅に向上して数年先まで対応可能な実力が与えられている。また搭載するパワートレーンにおいても、水平対向ガソリン・エンジンにとどまらず、プラグインハイブリッドやモーターのみのEVにも対応するような構成になっている。

お披露目されたセダン・モデルを見ると、スバルのデザインが掲げている「ダイナミック&ソリッド」というキーワードに即した新世代デザインが展開されていることがわかる。先代モデルと比べるとキャラクターラインが際立った上に、ディテールもシャープな表現がなされるなどして、一層スポーティな雰囲気が増した。しかしながらサイドウインドなどのデザインを見ていると、先代同様に室内からの視界の良さにこだわるなどの伝統的な部分は踏襲されていることがわかる。

開催されたパーティーでは、セダン・モデルがアンヴェールされたのみにとどまり詳細は不明だが、現地時間で23日から始まるニューヨークショーのプレスカンファレンスにおいて、詳細が発表されるほか、他のバリエーションの登場にも期待が持てる。

なお、日本国内におけるスバルの新型インプレッサの導入は、今年の後半と言われている。

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自動車ジャーナリスト

1970年5月9日茨城県生まれAB型。日大芸術学部文芸学科卒業後、自動車雑誌アルバイトを経てフリーの自動車ジャーナリストに。日本自動車ジャーナリスト協会会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。YouTubeで独自の動画チャンネル「LOVECARS!TV!」(登録者数50万人)を持つ。

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