Yahoo!ニュース

19歳の代表左腕、8回1死まで無安打投球 自己最長イニングで今季初勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季初勝利を挙げたイ・ウィリ(写真:KIAタイガース)

5日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

前日に連敗を6で止めたKIAタイガースが地元クァンジュでキウムヒーローズと対戦。KIAの先発、昨年の新人王のイ・ウィリは初回、エラーで出塁した先頭打者が犠牲フライで生還しノーヒットで1点を喫した。

2回以降のイ・ウィリは直球を中心に、時折スライダーとカーブを交ぜたテンポの良い投球で、7回まで1人も走者を出すことなく好投を続けた。

8回1死で初安打を許したイ・ウィリはこの回でマウンドを降り、100球を投げて1安打1四球1失点。7つの三振を奪い、8回は自己最長イニングとなった。

試合はKIAの3、4番が活躍。先週キウムから移籍し、この日マスクをかぶった4番パク・トンウォンが2打席連続アーチ。3番ナ・ソンボムが3号3ランを含む4打点でイ・ウィリを援護し、KIAが10-1で勝利した。先発のイ・ウィリは今季6試合目の先発で初勝利を挙げた。

◇5月5日(木・休)の結果

・LG 4 - 9 トゥサン(チャムシル)

 勝:キム ミョンシン

 敗:ケリー

・SSG 14 - 4 ハンファ(インチョン)

 勝:ノバ

 敗:ナム ジミン

・KT 8 - 2 ロッテ(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:スパークマン

・サムスン 5 - 2 NC(テグ)

 勝:ファン ドンジェ

 敗:ソン ミョンギ

・KIA 10 - 1 キウム(クァンジュ)

 勝:イ ウィリ

 敗:キム ソンギ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「韓国も5月5日はこどもの日」

5月5日は韓国もこどもの日で休日。プロ野球は毎年デーゲームで行われ、ソウルのチャムシル球場を本拠地とする2チーム、トゥサンとLGが対戦するカードが組まれている。各球場でこども向けイベントが行われ、KIAはKIAファミリーデーユニフォームを着用した。

3年ぶりに有観客でこの日を迎えた今年は天候にも恵まれ、インチョン、スウォンの2球場で満員となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

LGツインズ戦に3試合続けて1番ライトで先発出場。先発のケイシー・ケリーから1打席目の初球をセンター前に運び、4試合連続ヒット。後続打者のタイムリーで先制のホームを踏んだ。

2打席目はショートライナー、3打席目ショートゴロ、4打席目センターフライ、5打席目はライトフライで5打数1安打だった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事