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片付けで生き方が変わる!?片付けの専門家がすすめる「目からウロコ」の片付け術はこれ!

むらさきすいこ整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーむらさき すいこです。訪問整理収納サポートで数多くのご家庭に伺っている筆者ですが、「高かった」「まだ数回しか使っていない」という理由で、使う予定がないモノでも手放せないというお悩みをよく聞きます。今回は、モノが手放せないと悩んでいる人へ、「目からウロコ」の片付け術をお伝えします。

筆者宅の調理ツール引き出し
筆者宅の調理ツール引き出し

1.モノの整理は「軸」がどこにあるか考える

「高かったから」「まだ少ししか着ていないから」「いつか使うかもしれないから」。このような理由で、もう使わないことがわかっているモノなのに、どうしても手放せないという人はいませんか?実はこれ、モノの整理の基準が「モノ軸」になっているのです。整理収納アドバイザーである筆者がモノの整理をする時には、「今、使っているか」「来年も着たいか」「気分が上がるほど好きか」という「自分軸」で判断をします。「モノ軸」で判断をしているといつまで経ってもモノは手放せないのです。

筆者宅の食器棚
筆者宅の食器棚

「絶対に使わないけど好き。取っておくことに罪悪感がある。」という悩みを聞くこともよくあります。この場合には使わないけれど自分が大切だと思っているモノ(例えば思い出の品)は無理に手放す必要はありません。
「モノ」より「自分」がどうしたいのかを優先して選択してみてください。

2.人生は選択の連続

筆者はかつては片付けが苦手なうえに、かなりモノが多く、1年以上かけて住まいを片づけました。(現在は少ないモノで暮らす、シンプルライフを送っています。)大きな家具から箸の1膳まで、時間をかけて家中のモノ1つ1つと向き合い続けました。はじめは、自分にとってなにが大切かすらわからず、片付けの手が止まることがありましたが、何度も何度も「今の自分がどうしたいか」を問いかけながら整理を続けるうちに、しだいに「自分軸」でモノを選ぶことができるようになったのです。訪問整理収納サポートでもご依頼者様とモノの整理をしている際に、「むらさきさんなら、こういう時どうしますか?」と聞かれることが多々あります。判断基準の目安になることはお話しますが、決めるのは他でもない「自分」なのです。

厳選したシンク下収納
厳選したシンク下収納

筆者の場合、こうしてモノを「自分軸」で整理し続けた結果、不思議とモノ以外にも「自分軸」で選択することができるようになっていることに気が付きました。気が乗らない集まりや、必要性を感じていない事がらに、無理に自分を合わせることがなくなったのです。「みんなが行くから」「普通はそうするべき」「勧められたから」。それらが「今の自分にとって本当に必要?」と自問できるようになりました。「自分軸」で選択することで、無駄なモヤモヤを抱えたり、疲弊することが少なくなってきました。

かつてモノがあふれていた和室
かつてモノがあふれていた和室

「なにを食べるか」「なにを着るか」「どの道に進むか」「誰と結婚するか」…。人生は選択の連続です。「他人軸」ではなく「自分軸」で選択して、より軽やかに暮らしていきましょう。まずは文房具やハンカチなど身近なもので「モノ軸」ではなく「自分軸」で選ぶ練習をしてみてください。

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整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト。機能性と美しさを兼ね備えた「探す時間ゼロ」の整理収納を得意とする。NHK教育テレビ出演、メディア掲載実績多数。片付けの専門家として個人宅の訪問片付けサポート・収納公開の自宅セミナー・片付けセミナー講師・コラム執筆を行う。InstagramやAmebaブログで、片付けや暮らしにまつわる情報を発信中。

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