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抹茶に合う和風シュトーレンをお取り寄せ!京都の老舗「末冨」の新ブランド「AoQ」のクリスマス限定商品

日本茶ナビゲーター Tomoko日本茶インストラクター
京都の老舗和菓子店「末冨」の新ブランド「AoQ」のクリスマスシュトーレン

もうすぐクリスマス!

クリスマスケーキも好きですが、ここ数年はシュトーレンにはまっていて毎年食べ比べをしています。

今年は、ずっと気になっていた京都の老舗和菓子店「末冨(すえとみ)」がプロデュースする新ブランド「AoQ(青久)」のクリスマスシュトーレンをお取り寄せしてみました!

クリスマスまで一切れずつ味わいクリスマスを待つ、ドイツ生まれのお菓子シュトーレン。

茶道でお茶会に使う上生菓子や麩焼き煎餅などが有名な「末冨」のプロデュースなら、きっと抹茶に合うに違いない!

そう確信して抹茶のセットを準備し、いざ実食!

老舗和菓子店「末冨」プロデュースの「AoQ(青久)」とは

茶道をたしなむ人の間で知らない人はいないほど有名な京都の老舗和菓子店「末冨(すえとみ)」

1893年創業で、京都の下京区の本店の他、首都圏にもいくつかの百貨店に店舗があります。

末冨の包装紙や紙袋の青色は「末冨ブルー」と呼ばれ、この色合いと柄のファンも多いのです。

末冨の紙袋と包装紙。このぱっと目を引く青色は「末冨ブルー」と呼ばれ親しまれている
末冨の紙袋と包装紙。このぱっと目を引く青色は「末冨ブルー」と呼ばれ親しまれている

茶道のお茶会などで使われる上生菓子は抹茶に合うように甘さが調節され、なんとも絶妙で上品な美味しさなのです(取り扱い店舗は限られています)。

末冨の春の和菓子「桜あわせ」。薯蕷の生地でこし餡をサンドした上品な和菓子。
末冨の春の和菓子「桜あわせ」。薯蕷の生地でこし餡をサンドした上品な和菓子。

また、干菓子である麩焼き煎餅などもファンが多く、どれも抹茶に合う逸品揃いです。

「末冨」の新ブランド「AoQ(青久)」

そんな老舗有名店が2022年に新ブランド「AoQ(青久)」をプロデュース!

末冨の餡や麩焼きせんべいをベースにチョコやバターなどの洋風素材を組み合わせた新しい感覚のお菓子が並んでいます。

「AoQ(青久)」はJR京都伊勢丹に実店舗が、下京区の本店近くにカフェスタンド「SUETOMI AoQ CAFE STAND」があり、オンラインショップでもお取り寄せが可能

私は今回はAoQのクリスマスシュトーレンの他に末冨の和菓子も購入したかったため、末冨のオンラインショップからお取り寄せしました。

「AoQ(青久)」のクリスマスシュトーレン

指定した到着日時に宅急便で配達され、丁寧に梱包されたパッケージを開けます。

右がクリスマスシュトーレンの入った布製の袋。赤いオーナメントはシールになっていて剥がして使えます。末冨のオンラインショップで購入したため末冨の紙袋が入っていました。1個4320円。
右がクリスマスシュトーレンの入った布製の袋。赤いオーナメントはシールになっていて剥がして使えます。末冨のオンラインショップで購入したため末冨の紙袋が入っていました。1個4320円。

思っていたよりもずっしりと重く、食べ応えがありそうな予感。

袋を開けて、シュトーレンを出してみます。

袋を開けた状態
袋を開けた状態

通常のシュトーレンは表面は白く粉砂糖などで覆われていますが、AoQ(青久)のシュトーレンは小豆色。

小豆色…もしかして小豆餡???

食べる前に同封の説明書きを見てみましょう。

シュトーレンの袋に入っていた説明書
シュトーレンの袋に入っていた説明書

こだわりの原料のみで作った完全無添加のオリジナルシュトーレン。

主役の丹波大納言の甘納豆を、たっぷりのバターが引き立てます。

小豆との相性を考えてレーズンはラム酒ではなくブランデーに漬け込みました。

国産くるみの食感のアクセント、小豆の風味高い表面の粉糖など、和の素材と洋の素材、全てが絶妙なバランスで融合し、AoQだけの美味しさを作り上げています。

やはりシュトーレンの表面の小豆色は乾燥させたこし餡を粉糖に混ぜたもののようです。

表面の粉だけ味見してみたら、こし餡の味がしました。

餡子好きにはたまらない!

さらに丹波大納言の甘納豆が入っているなんて贅沢!!

くるみもとても希少な国産を使用とのこと。

生地には高級小麦粉「はるゆたか」を使い、自家製有機レーズン酵母で発酵させているので、時間と共に記事がしっとりと馴染み、どんどん美味しくなります。

パンなどに使われる強力粉用の小麦の品種「はるゆたか」は幻の小麦と呼ばれるほど希少なものだそう。

自家製有機レーズン酵母とあるので、酵母も起こしているのですね。

素材にとことんこだわり、手間ひまかけて作られたのが伝わってきます。

ここまで読んで、期待大!

では早速スライスしてみましょう。

AoQのクリスマスシュトーレンをいざ実食!

お皿に出してみると、どどーん!

思っていたより大ぶりなシュトーレンです。

ずっしりとして重みも感じます。

直径20センチ以上の大きさでボリュームがあります
直径20センチ以上の大きさでボリュームがあります

しっとりめの餡子入り粉糖で覆われています。

切る時に表面の粉糖は少し落ちてしまうのですが、シュトーレンとはこういうもの。

スライスしたシュトーレン。丹波大納言の甘納豆、国産くるみ、有機レーズンが入っている。
スライスしたシュトーレン。丹波大納言の甘納豆、国産くるみ、有機レーズンが入っている。

バターの香りがほのかにしますが、スパイスは入っていないため香りは強くありません。

これはまさに和風シュトーレン!

食べてみると、食感は一般のシュトーレンと同じでどっしりとしていながら、ところどころに甘納豆のしっとり感、そしてくるみの食感とレーズンの柔らかさも感じます。

しっかり甘いけれど和菓子のようにキレの良い甘さ

一切れずつ食べるのがちょうどいいです。

ここで抹茶に合う!と確信しつつ、抹茶を点てて準備OK。

さて、抹茶との相性はいかに?

抹茶にぴったりの美味しさ!

AoQ(青久)のシュトーレンを食べた後に抹茶を飲んでみます。

AoQ(青久)のクリスマスシュトーレンと宇治の抹茶。素晴らしい相性!写真の抹茶は宇治「売茶中村」のものを使用。
AoQ(青久)のクリスマスシュトーレンと宇治の抹茶。素晴らしい相性!写真の抹茶は宇治「売茶中村」のものを使用。

素晴らしい…!!!

本当に抹茶にぴったり!!!

感動するほどの相性の良さに自然と笑みがこぼれます。

これは抹茶のために作られたシュトーレンなのではないでしょうか。

そう感じるほどに絶妙な美味しさです!

抹茶を入れたカップはコンランショップのもの。普通のティーカップよりかなり大きく深さもあるため抹茶を点てるのにちょうどいい。家で気軽に抹茶を飲むときはいつもこちらを使っている。
抹茶を入れたカップはコンランショップのもの。普通のティーカップよりかなり大きく深さもあるため抹茶を点てるのにちょうどいい。家で気軽に抹茶を飲むときはいつもこちらを使っている。

抹茶にぴったりのAoQ(青久)のクリスマスシュトーレン、とってもおすすめです!

ぜひ抹茶とともに和風のクリスマスをお過ごしください。

メリークリスマス!

「SUETOMI AoQ(青久)」ホームページ(外部サイト)

「末冨」ホームページ(外部サイト)

日本茶インストラクター

【お茶の世界の扉を開く日本茶ナビゲーター】 日本茶専門店で7年勤務、茶道歴25年の経験を活かし、大手百貨店や外国の大学等でのワークショップで国内外2,000名以上の方に日本茶の魅力を伝える。 美味しい日本茶とそれにまつわる伝統工芸品を後世にも繋いでいきたい、日本茶への愛と想いで日本茶情報を発信中。 日本茶の商品開発、カフェ・飲食店での日本茶コーディネートや淹れ方指導も行う。 NPO法人日本茶インストラクター協会認定日本茶インストラクター(2004年取得)。 日本語教師(外国人対象)。

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