1月初旬に行われる、消防関係の仕事始めの行事『出初式』は、新春恒例行事の一つで、新年の季語となっています。
本日（1月7日）、市内の神田通りで、消防出初式が開催されました。

週間天気予報では雨予報になっていたので、3年振りとなる消防パレードが見れないかもしれない！と先週から「晴れますように！」と願っていました。願いが通じたのか、本日は出初式に相応しい晴天となりました。

会場となる神田通りでは『神田楽市』も開催されていて、観覧の方々で大賑わいです。

10時からの、伝統技能のはしご演技の披露がありました。

日頃からもしもの時のために訓練している方だからこそできる、はしご演技は迫力満点です。あちこちで歓声や拍手が沸き上がり、目が離せません。

素晴らしい演技を見せてもらった後は、パレードがありました。さくやちゃんも参加しています。

消防車が目の前で見られる機会も、普段ではなかなかありませんよね。

そして、神田川沿いで一斉放水です。

神田川の水を吸い上げて、クレーンから神田川ふれあい広場にある大きな木に放水します。「近くにいる方は水がかかるので、避難してください」と言われるくらいの臨場感です。

放水された神田川の湧水からは虹ができていました。

地元の安全と生活を守ってくれている消防職員さん、消防団員さんに改めて感謝するとともに、頼もしさを感じる出初式でした。

本日の出初式で、出来栄えの良い写真が撮れたよ！と言う方は、富士宮市消防出初式写真コンテスト開催されるので、応募してみてくださいね。

応募された作品は２月上旬に市役所１階に展示されますので、出初式に行けなかった方は、応募された力作を見て迫力を感じてみてください。

今回は神田川からくみ上げた水で放水していましたが、河川が近くにない場所には、防火水槽の水が利用されます。道路や公園などにある防火水槽を見たことがありますか？

最近ではさくやちゃんの防火水槽のフタも見かけるようになってきました。こちらの写真は緑色ですが、ピンク色バージョンもあるとの目撃情報が(笑)！

黄色い線で囲まれているのは、「この上に駐車してはいけません」と言う意味です。自分が何気なく駐車した車が、一刻を争う消火活動の妨げになったら悔み切れません。
もし防火水槽、消火栓等があったら、付近には駐車しないように注意してくださいね。