【京都 河原町】話題沸騰!コーヒーが10秒で提供される!?2050 COFFEEってどんなカフェ?
忙しい朝やちょっとした隙間時間に、美味しいコーヒーが飲みたいと思っていても「お店で人が淹れてくれるコーヒーは美味しいけれど時間がかかる……。」と感じたことはありませんか? 今回は、そんな願いを叶えてくれる、10秒でコーヒーが提供されると今話題の「タップコーヒー」を京都で体験できるお店をご紹介します。
Kurasuが手掛ける、京都 河原町に現れた近未来空間
「2050 COFFEE(ニセンゴジュウコーヒー)」は、京都市役所前駅から徒歩7分、ムービックス京都の向かい側に位置する、10秒で提供されるタップコーヒーで話題の近未来的なコーヒーショップです。
思わず、「何のお店だろう?」と足を止める人が続出するほど、近未来的な外観は、コーヒーショップとは気づかないほどスタイリッシュで、つい写真を撮りたくなります。
この「2050 COFFEE」は、京都だけでなく、世界5カ国8店舗で展開する人気コーヒーショップ「Kurasu(クラス)」が新たに手がけるブランドです。
しかし、この店は単なる「Kurasu」の新店舗ではありません。このお店が「2050 COFFEE」という新しい業態で誕生した背景には、私たちが避けては通れない2050年に起こると予測される、ある深刻な問題が深く関わっています。
2050年、コーヒーが高級品に?
「2050 COFFEE」は、「コーヒーの2050年問題」が由来します。「コーヒーの2050年問題」とは、地球温暖化の影響で、2050年にはコーヒー豆の主要な生産地が半減し、供給が大幅に減少することが懸念されている問題です。
そのため、コーヒーの価格が上昇し、私たちが普段楽しんでいるような価格でコーヒーを飲むことが難しくなる可能性があるといわれています。 「2050 COFFEE」は、この問題を知るきっかけに繋がってほしいという思いが込められています。
メニューも豊富!10秒で完成するコーヒー
コップを置くだけでたった10秒で注がれるタップコーヒーは、浅煎りから深煎りまで幅広いラインナップです。
コーヒーが好きな人はもちろん、ラテや抹茶ラテ、そしてコーヒーの果肉部分を乾燥させた「カスカラ」を使ったドリンクなど、コーヒーが苦手な方でも楽しめるのが魅力です。カスカラは、コーヒー豆の果肉を乾燥させたもので、コーヒーの味は全くせず、甘酸っぱく爽やかな味わいが特徴です。
飲みたいドリンクを選んで、カップを置くだけで、あっという間に一杯のコーヒーが完成。忙しい朝やちょっとした休憩にもぴったりです。テイクアウトもできるので、気軽に立ち寄れるのが嬉しいですよね。
ハンドドリップのように時間をかけていなくても、すっきりとした華やかなフレーバーが楽しめ、このスピード感とクオリティに大満足でした。
また、このお店では、東京・世田谷区の「VENUTS(ヴィーナツ)」の植物性ドーナツも提供しています。
店内で使用するミルクも植物性で、環境への配慮が行き届いたメニューから、2050年問題を意識したこだわりを感じます。
未来へ続くコーヒーショップ
これからも美味しいコーヒーが飲み続けられるように、次世代のテクノロジーを活かした次世代のコーヒーが味わえる2050 COFFEE。
コーヒーの農園で働く人や、いつも美味しいコーヒーを提供してくださるコーヒーに携わる人達だけではなく、何気なく毎日コーヒーを消費するコーヒーが好きな私たちも、これからも美味しいコーヒーが飲み続けられるようにできることはしていきたいですよね。
そんな少し先の、しかし、私たちが想像しているよりもずっと早く来る、未来のためのコーヒー屋さん。
こだわりの空間で、とっておきの1杯を飲んでみてはいかがですか。
店舗情報
2050 COFFEE
住所:京都府京都市中京区桜之町402
営業時間:8:00-19:00
その他詳細は公式Instagram(外部リンク)をご確認ください。