摂津市では、来春入学する子供たちに、摂津市教育委員会から「摂津市オリジナルランドセル」がプレゼントされます。家計への負担を減らし、学校生活への期待を高めてもらおうと、昭和50年（1975年）からランドセルの配布が続いています。
摂津市教育政策課の担当者さんにお会いして新品を見せていただきました。

ランドセルはナイロン製で青と赤の2種類です。好きな色を選べるそうです。ブルーがやや人気があるそうです。

市章入りで、蛍光塗料でプリントされています。マイナーチェンジもされているそうで、現在は教科書の大きさに合わせて、A4サイズが縦にすっぽり入るように大きめになっています。

マチも広くなっていて、丈夫になっています。因みに私は摂津市立別府小学校出身なのですが、当時はもっと薄くて、ここまで型が安定していなかったかと思います。

さて、この「摂津市オリジナルランドセル」ですが、一体何年生まで使用しているのでしょうか？
令和 4 年 2 月 14 日～令和 4 年 2 月 25 日に実施されたアンケートによりますと、小学生全体の約 4 割が「摂津市オリジナルランドセル」を使用しているとのことです。ほぼ小学３年生くらいから他の通学カバンに変更する割合が増えているようです。
《ランドセルに関するアンケート（児童用）の結果について》

チャック付きポケットがあったり、革製のランドセルより軽いところが人気なのですが、高学年になるにつれ、小さく感じたり、壊れやすいと感じる人がいるみたいです。

「摂津市オリジナルランドセル」のプレゼントは、2023年2月より各小学校で始まります。摂津市教育委員会より配布されたランドセル交換券に必要事項を記入し、入学予定の小学校で受け取るスタイルです。

卒業してから、いい思い出となったり、有り難かったことに気づく人も多いと思います。
なるべく大事に長く使って欲しいものです。