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【神戸市兵庫区】グルメ屋台やマルシェも楽しい!3年ぶり「神戸新開地音楽祭」のステージを巡ってきた

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

5月7日(土)、8日(日)の2日間、「神戸新開地音楽祭」が3年ぶりに開催。今年で20回目を迎える神戸最大の音楽祭で、湊川公園、新開地商店街、地下街のメトロこうべなど、全12箇所ものステージで様々なジャンルのミュージシャンが280組以上も登場。地元人気店のグルメ屋台、雑貨・フードのマルシェ、ガーデンショップも同時開催。早速初日に各ステージを巡ってきました!おすすめのグルメとアーティストの紹介も。

★ステージ名のリンク先でタイムテーブルをご確認いただけます。12時スタート!

「神戸新開地音楽祭」のメインステージは、神戸市営地下鉄湊川公園駅、神戸電鉄湊川駅のすぐ上にある湊川公園に設けられています。

メインステージ」では、2020年に出演が決定していた公募バンドが2年越しに集結。10組の実力派バンドが1日目を盛り上げます。2日目は、3年前に開催の第20回神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテストでグランプリを獲得したyukinoさん、新開地音楽祭の顔として会場を沸かせてくれたジャズサックス奏者(故)土岐英史氏のトリビュートバンドなど9組が出演。

メインステージがある湊川公園には、新開地屋台村、新開地土曜マルシェ、ガーデンショップも。

「新開地屋台村」では、「八喜為」の串かつ、「三笠屋」のはも天、「インド亭」の焼きたてナンと本格インドカレー、「はっちゃんの台所」など、地元の人気飲食店を中心としたグルメ屋台が並んでいます。

創業文政2年、はも一筋200年の老舗「三笠屋」の屋台です。

一番人気の「海老玉葱天」と「たけのこ天」を買わせていただき、湊川公園南端にある大楠公(楠木正成)像の横のベンチに座ってパクっ!

春を感じるたけのこ天は、シャキシャキした食感で美味しい〜。
「八喜為」の串かつも長い行列ができていて人気でしたよ。

新開地土曜マルシェ」は、毎月第2土曜日に開催しているイベントで、今回は湊川公園ででスピンオフ開催。

高温ピザ窯で焼く本格ピザなどのフードやハンドメイド雑貨などのお店が並んでいます。

「空海works」さんは、手作り(手塗り)で、サビ風や使い古したような感じに塗られた多肉植物プランターを販売。

出展者一覧はこちらです。

「ガーデンショップ」では、地元のガーデンサークルが、湊川公園内の畑で育てた野菜や花の苗をお値打ち価格で販売しています。(※売り切れ次第終了)

メイン会場の湊川公園には、メインステージに加えもう一つ、「公園ステージ」が設けられています。こちらでは両日ともに11組が出演。8日には、最近密かなブームの昭和歌謡を披露する2人組ユニット「めぇめぇ」さんや、JPOPカバーを中心に癒やしを届ける「うさぎのしっぽ」さん、BEGINの曲を中心に沖縄民謡やオリジナル曲を届ける「尚福テー」さんなど、ユニークなミュージシャンが勢揃い。

昭和レトロな新開地界隈をぶらぶら」の記事でもご紹介した、昭和レトロなミナエンタウンも「ミナエンタウンステージ」として「神戸新開地音楽祭」の会場になっています。

4ヶ所のライブハウスで、ジャズ、ロック、ポップスなどのバンドが熱いパフォーマンスを届けます。

ステージは湊川だけではなく新開地周辺にもあるので、新開地商店街アーケードを海側に歩いて次のステージへ。

途中には、毎日落語や演劇が楽しめる「神戸新開地・喜楽館」も。

喜楽館でも、8日(日)まで「新開地音楽祭@喜楽館」を開催。落語と音楽を楽しんでいただく喜楽館ならではの昼席となっています。

神戸電鉄・神戸高速鉄道の新開地駅から高速神戸駅に続く地下街、メトロこうべには「メトロステージ」と「メトロ+(プラス)ステージ」が。8日は、関西を中心に活動するゴスペルユニット「JOYFUL GOSPEL SINGERS」さんや、60年代、70年代のカバーをアコースティックで聴かせてくれる「チマキイズ」さんをはじめ、両会場で35組が出演。

「メトロ+(プラス)ステージ」は、リニューアルされたメトロこうべを高速神戸駅方面に向かう途中の中央広場 metro+(メトロプラス)にあります。

このあたりは、以前「トリックアートもある楽しい空間に!工事中のメトロこうべを歩いてみた」の記事でもご紹介しています。リニューアルオープン後はすごく綺麗になってますね。

新開地駅から出口を上ったところには「スクエアステージ」があり、両日共に11組のミュージシャンがストリートライブを繰り広げます。

7日(土)の13時からは、ピアノ弾き語りシンガーソングライターの「コノハ コトノハ」さんのステージがあり、耳に心地いい透明感のある声がアーケード全体に響いていました。

「コノハ コトノハ」さんは、香川県高松市出身、兵庫県神戸市在住のアーティストで、ソロとしての全国でのライブ活動だけではなく、シンカイのスピカというバンドのボーカルとして、また、役者として映画にも出演。香川県ではラジオのパーソナリティも。唄うたい・語り部・役者と多彩な才能を発揮、様々な形で「表現者」として活躍されています。

ライブでは、香川出身ということで、「うどんの打ち方」という面白い曲も披露。また、女優の森野くるみさんが自身のがん闘病生活を元に制作した映画「がんとも」 の主題歌も。ユニークな曲からシリアスな曲まで、様々な歌で観客を魅了。

音楽祭でのライブは7日のみでしたが、「蒼」という曲のミュージックビデオをご紹介しますので、是非その歌声をお聴きください。

新開地商店街モールを海側に向かって進むと、神戸アートビレッジセンターが見えてきます。

こちらには「KAVCステージ」と屋内の「KAVCホール(8日のみ)」の2つのステージが設けられています。

「KAVCステージ」では、ポップスやピアノ、ギターの弾き語りを中心に全15組、「KAVCホール」ではロックを中心に11組が出演。

中でも注目は、8日(日)のステージの最後を飾る「半熟BLOOD」さん。ハーバーランドで開催の「Bread &Beer festival 2022」でも素敵な歌声を聴かせてくれましたが(こちらの記事で紹介)、「神戸新開地音楽祭」にも出演! 聴き逃した方はぜひこちらに足を運んでくださいね。ステージは16時半からです。

半熟BLOOD」さんは、北神急行電鉄応援ソング「トンネルの向こうで待ってる。」、神戸市営地下鉄海岸線20周年お祝いソング「ゆめゆめかもめ」をリリースするなど、神戸にも縁のある鉄道系音楽グループ。Vo. 菜つ美、Gt. 葵、Ba. /Sax. うさをの3人が楽しいパフォーマンスを繰り広げてくれますよ。

最新曲は、水間鉄道を舞台に描かれたYouTubeドラマ「アワー・ホーム」の主題歌「君トいtime」。

神戸アートビレッジセンターからさらに海側に進むとあるのが「BIGMANステージ」。

こちらでは、ブラスバンド、ビッグバンド、ゴスペルなど21組の大人数バンドが大集結。

7日に放送されたサンテレビのニュースです。
ツイッターの新開地ニュースでは、会場の様子などを随時発信!

ざーっと各ステージを巡ってきましたが、どこも大勢の観客で大賑わい。2日間で280組以上のミュージシャンが出演する「第20回神戸新開地音楽祭 2022」は、8日(日)までの開催です!

基本情報

イベント名:第20回神戸新開地音楽祭2022
会場:湊川公園、新開地一帯(会場マップ
開催日程:2022年5月7日(土)・8日(日)
開催時間:12:00~19:00(会場により異なります)雨天決行、荒天中止です。
アクセス:神戸電鉄・神戸高速鉄道(阪急・阪神・山陽)新開地駅、神戸電鉄湊川駅、神戸市営地下鉄湊川公園駅下車すぐ。JR神戸駅から徒歩約8分。

神戸新開地音楽祭2022 公式サイト
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感染予防対策へのご協力のお願い

・発熱・倦怠感他かぜの症状等、体調のすぐれない方の来場はご遠慮ください。
・ マスク着用、手指消毒等にご協力ください。とさせていただきます。
・ 歓声を含めた大声は禁止です。ミュージシャンへのエールは拍手にてお願いたします。
・ 飲食をされる場合は、各種感染予防対策、マスク会食を実施ください。
・ 当日、政府・兵庫県の定めるガイドラインをお守りいただけない場合は、退場のお願いをさせていただく場合がございます。

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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