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【神戸市中央区】ライブ観てパン飲み!美味しい台湾グルメも!Bread&Beer festival

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

高級食パンやインスタ映えするおしゃれなサンドイッチなど、パンの人気が年々高まる今、特に注目されているのが、パンやサンドイッチをおつまみに、お酒を飲むという楽しみ方「パン飲み」。そんな新しい食文化のスタイルを紹介する初開催のイベントが、世界のパンとお酒のマリアージュ「Bread&Beer フェスティバル 2022」。

4日に訪れてきましたので、その様子をレポート! Beerとありますが、地元アーティスト出演のフリーライブもあり、お酒が飲めない方でも楽しめますよ! おすすめの台湾グルメやライブで注目のアーティストもご紹介します。

(※記事上の店名に併記の国名は、あくまでもその国、地域の料理という意味です)

「Bread&Beer フェスティバル」の開催場所は、神戸ハーバーランド umie モザイク前の高浜岸壁北側です。開場前には行列も出来ていたようですが、4日の16時頃は行列もなくすぐに入場できました。ただ、空いている席はわずかだったので、座ってゆっくり楽しみたい方はお早めに。

会場の中央、海側にはステージが。音楽ライブを観ながらパンとお酒を楽しめます。

席はしっかりと感染対策がとられています。席が空くとすぐにスタッフがやってきてテーブルの上を消毒されていました。

会場を入ってすぐ左手には、パンと共にお酒やおつまみを提供するドイツとイギリスのお店が並んでいます。

「Krombacher(ドイツ)」では、バターの風味が豊かなフレッシュバタープレッツェル、削りたてチーズがたっぷり載ったジャーマンソーセージ7本盛り+リオナソーセージを提供。

「London Pride(イギリス)」では、新感覚の冷やしたまま食べるフレンチトースト、苺チョコのいちごフレンチトーストやフィッシュアンドチップスがいただけます。

ビールのメニューも豊富。ドイツシェアNO.1プレミアムピルスナー「クロンバッハ ピルス」やイギリスNO.1プレミアムエール「フラーズ ロンドンプライド」なども。

露依楼囲 RoyRoy(台湾、ロイロイと読みます)は、ライブにも出演されている 半熟BLOODさんが経営されているお店。本店は川西市にあります。(露依楼囲 公式サイト

販売されている商品が綺麗にディスプレイされていました。

台湾夜市の雰囲気を楽しめる台湾腸詰ソーセージとザーサイの台湾おつまみセット、人気の台湾パイナップルを使ったパイナップルジュースとパイナップル棒、ルーロー饅、可愛いアニマル饅頭、金牌台湾ビール、パイナップル・ライチ・マンゴーフレーバーの台湾ビール、ハニーレモンフレーバーの台湾ラガービール、台湾発の漢方ドリンク ニャウティーなどを提供。

食べるのが勿体ないぐらい可愛いアニマル饅頭は、豚ちゃん饅(肉まん)、パンダ饅(こしあん)、ピヨちゃんカスタード饅(カスタードクリーム)、くまチョコ饅(チョコクリーム)の4種類。インスタ映えもしますよ!

特におすすめなのは、台湾のソウルフード、魯肉飯(ルーロー飯)の具材をパンで挟んだ「ルーロー饅」。

露依楼囲のルーロー饅とパンダ饅、豚ちゃん饅、台湾パイナップルジュースを買って、半熟BLOODさんのライブを楽しみながらいただきました。

甘辛くトロトロに煮込まれた豚の角煮が美味しい〜♪
パンダ饅も可愛い〜♪

台湾パイナップルジュースも甘くて美味しい!

こちらは豚ちゃん饅!豚の顔の豚まんってありそうで無いですよね。

この可愛い豚ちゃん饅とパンダ餡饅、台湾パイナップルジュース、パイナップル棒は、川西市の露依楼囲(ロイロイ)でも提供されていますよ。ルーロー飯や小籠包、台湾まぜそば(追い飯付き)、台湾茶(数種類)などの台湾グルメもあり、台湾好き、鉄道好きにおすすめのお店です。

※お店では、台湾パイナップルジュースはパイナップル棒とのセットではなく、たっぷりの果肉入りに、パイナップル棒は冷凍パイナップル棒と、少し形を変えて提供されます。)

こちらは、「WORLD BEER HOUSE & DINNER(フランス)」。チースバケットやフレーバーチップスなどを提供。

こちらも私のおすすめ、「オーストラリアのカフェパン(オーストラリア)」。

オーストラリアから直輸入のオージービーフがゴロゴロ入った「Four’N Twenty ミートパイ」です。

温かくして提供してくれます。ビールもいいですが、オーストラリアのコーヒーやレモネードとも合いますよ。お肉がいっぱい詰まってて美味しかったです!

「Pie,guruguru(イギリス)」では、カスタードクリームの優しい甘さにアップルの酸味がお口に広がる「アップルパイ」などを提供。

ラズベリーソーダ、レモネード、ジンジャーエール、アイスティーなどのソフトドリンクも充実。お酒が飲めない方はこちらのお店がおすすめです。

「BadenBaden(キューバ)」では、キューバサンド&ポジョフリートセット や、コーラ×ライム×ミントのノンアルコールドリンク ヴァージンキューバリバーといった珍しいものがいただけます。

写真で全部紹介しきれませんでしたが、この他にも「エッグスイッチ(韓国)」では、ベーコンチーズエッグやミルクセーキ。「ミック(カナダ)」では飲むメイプルシロップのメイプルビタCやメイプルポップコーン。「THE HELSNKI DISTILLNG COMPANY(フィンランド)」ではリンゴンベリーなどを蒸留して造られたヘルシンキ・ドライ・ジンや瓶入りプレミアムロングカクテルなどを販売。

日本の「K-HOUSE」では、昭和のホットドッグ、京都宇治の上品なからあげ、氷サイダー。「buOno」では4種のチーズが載ったピザ、クアトロフォルマッジを。「グルテンフリーのそば粉パン」ではそば粉パン、だったんそば粉パンが販売されています。

地元アーティストによる音楽ステージも連日開催

会場では地元のアーティストによる音楽ステージ(フリーライブ)も開催されます。ライブ目当てに訪れるのもおすすめ。

半熟BLOODさんのステージは4日のみでしたが、会期後半も続々と注目のアーティストが出演!

今回ご紹介した半熟BLOODさんは、神戸の北神急行電鉄(現地下鉄北神線)の公式マスコットキャラクター「北神弓子」応援ソング「恋のトンネル」、同電鉄の応援ソング「トンネルの向こうで待ってる。」で注目を集めました。2021年8月には、神戸市営地下鉄海岸線20周年お祝いソング「ゆめゆめかもめ」をリリースと、神戸にも縁のある、Vo. 菜つ美、Gt. 葵、Ba. /Sax. うさをの3人組鉄道系音楽グループです。

水間鉄道を舞台に描かれたYouTubeドラマ「アワー・ホーム」の主題歌「君トいtime」も好評。6月29日には新曲「宝島」もリリース。気になった方は、半熟BLOOD 公式サイトでチェックしてみて!

神戸市営地下鉄海岸線20周年お祝いソング「ゆめゆめかもめ」です。(半熟BLOOD YouTubeチャンネル)

「南京町とルミナリエの旅」という動画も面白い!(こちらは半熟BLOODさんのサブチャンネル)

会期後半のアーティスト出演スケジュール

5月6日(金):梶有紀子安城夢那u-full
5月7日(土):もえみ(KONSOME+)、湊月あいりu-full
5月8日(日):HoneyGOLD屋冨祖茜Chululu(シュルル)

出演時間等、詳しいスケジュールは、Bread&Beer フェスティバル 2022 公式サイトのステージイベントのところでご確認ください。

最終日出演のアーティストで注目なのは、沖縄出身のシンガーソングライター屋富祖茜(やふそあかね)さん。沖縄本島の本部港から船で15分、海が美しい水納島出身で、高校卒業後、大阪で音楽活動をスタート。三線、うちなーぐち(沖縄方言)を用い、沖縄の心や情景を優しい声で歌っています。

沖縄本土復帰50周年であることと、沖縄を舞台にしたNHK朝ドラ「ちむどんどん」の影響で、沖縄が今注目されています。「Bread & Beer festival」最終日は、パンとお酒を楽しみながら、沖縄の音楽に癒やされてください!

2ndシングル『声の風』は、沖縄の美しい風景が浮かぶいい曲です。軽快なリズムの3rdシングル『帰る場所』も注目。是非会場で聴いてみてくださいね。
5月8日(日) 13:30〜、17:30〜 の2ステージです。

「Bread&Beer フェスティバル 2022」では、昨今注目されているSDG’sをテーマとしたワークショップも同時開催。世界のパンやお酒を満喫しながらSDG’sについても知ることができます。場所は入場口のすぐ右側。こちらも是非立ち寄ってみてください。

神戸港の美しい光景を楽しみながら美味しいグルメを満喫できるこのイベント。開催は8日(日)まで。

お帰りの前には、美しい神戸の夜景も楽しみましょう。

基本情報

イベント名称:Bread & Beer festival 2022
日程:2022年5月3日(火)~8日(日)
時間:11時~21時 ★ 8日(日)のみ20時終了
会場:神戸ハーバーランドumie モザイク前 高浜岸壁特設会場
料金:入場料無料
主催: Bread & Beer festival 実行委員会
後援:(一財)神戸観光局・Kiss FM KOBE
アクセス:JR神戸線「神戸駅」、神戸市営地下鉄海岸線「ハーバーランド駅」より徒歩約10分。神戸高速鉄道(阪急、阪神)「高速神戸駅」より徒歩約13分。

Bread & Beer festival 2022 公式サイト

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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